貧困や医療費など社会的課題の克服と行政コストの削減を同時に目指す「ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)」という新たな取り組みが、イギリスで行われている。必要な資金を、税金ではなく民間の投資でまかない、事業に効果が出た場合、政府が投資家にリターン、成功報酬を支払う。サービスによって見込まれる財政支出を、投資家にリターンするというユニークな試みだ。イギリスでは、投資家が事業の改善を求めることで成果が上がる事例も出ている。日本でも実証実験が始まったSIBの取り組み。その最前線を伝える。 出演:相澤祐子(報道局記者) 有馬 「今日は財政難の解決策についてお伝えします。 我が家の家計も大変です、とそんな声も聞こえてきそうなんですが、今日(19日)は国や自治体の話です。 今年(2016年)オリンピックが開催されるブラジル、多額の財政赤字を抱えるギリシャなど、各国で財政問題は深刻です。 日本も無縁
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