19日に投開票された小田原市長選挙で、無所属の元市長、加藤憲一氏(60)が、自民党、日本維新の会、国民民主党が推薦した現職の守屋輝彦氏(57)ら2人を破り、当選した。加藤氏は前回2020年の市長選で守屋氏に敗れており、4年ぶりに返り咲き、通算4期目となった。 小田原市のホームページによると、守屋氏は加藤氏に約2万票差をつけられての大敗。前回は、544票差で加藤氏を破り、初当選していた。 前回は僅差での勝利だったとはいえ、自民が推薦した現職が敗れ、前職が返り咲くというケースは異例。永田町では、自民党の裏金問題や、政治資金規正法改正をめぐる消極的な対応が影響したのではないかとの見方も出ている。 投票率は48・17%で、前回を1・38ポイント上回っており、有権者の関心が高まったことを裏付けている。 小田原市は自民党の牧島かれん前デジタル相の地盤、衆院神奈川17区に含まれる地域。選挙中は河野太郎デ
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