事件番号 平成24(行ヒ)408 事件名 所得税更正処分取消等請求事件 裁判年月日 平成27年6月12日 法廷名 最高裁判所第二小法廷 裁判種別 判決 結果 その他 判例集等巻・号・頁 民集 第69巻4号1121頁 判示事項 1 匿名組合契約に基づき匿名組合員が受ける利益の分配と所得区分の判断 2 匿名組合契約に基づき航空機のリース事業に出資をした匿名組合員が,当該契約に基づく損失の分配を不動産所得に係るものとして所得税の申告をしたことにつき,国税通則法65条4項にいう「正当な理由」があるとされた事例 裁判要旨 1 匿名組合契約に基づき匿名組合員が営業者から受ける利益の分配に係る所得は,①当該契約において,匿名組合員に営業者の営む事業に係る重要な意思決定に関与するなどの権限が付与されており,匿名組合員が実質的に営業者と共同して事業を営む者としての地位を有するものと認められる場合には,当該事
事件番号 平成26(あ)948 事件名 所得税法違反被告事件 裁判年月日 平成27年3月10日 法廷名 最高裁判所第三小法廷 裁判種別 判決 結果 棄却 判例集等巻・号・頁 刑集 第69巻2号434頁 判示事項 1 競馬の当たり馬券の払戻金が所得税法上の一時所得ではなく雑所得に当たるとされた事例 2 競馬の外れ馬券の購入代金について,雑所得である当たり馬券の払戻金から所得税法上の必要経費として控除することができるとされた事例 裁判要旨 1 馬券を自動的に購入するソフトを使用して独自の条件設定等に基づいてインターネットを介して長期間にわたり多数回かつ頻繁に網羅的な購入をして,当たり馬券の払戻金を得ることにより多額の利益を恒常的に上げるなどしていた本件事実関係(判文参照)の下では,払戻金は所得税法上の一時所得ではなく雑所得に当たる。 2 外れ馬券を含む全ての馬券の購入代金という費用が当たり馬券
三浦 守 第二小法廷 草野 耕一 第二小法廷 宇賀 克也 第三小法廷 林 道晴 第三小法廷 岡村 和美 第二小法廷 安浪 亮介 第一小法廷 渡邉 惠理子 第三小法廷 岡 正晶 第一小法廷 堺 徹 第一小法廷 尾島 明 第二小法廷 宮川 美津子 第一小法廷 石兼 公博 第三小法廷 平木 正洋 第三小法廷 中村 愼 第一小法廷
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く