英国政府は28日、シリアなど紛争地域で難民となった保護者のいない未成年者について、受け入れを拡大する計画を明らかにした。人数は明らかにしていないが、英内務省は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と協力し、シリアや近隣国の難民キャンプで「特殊な事情」がある子どもを特定するという。キャメロン首相は、難民を受け入れつつも、欧州を目指す危険な旅をけしかけるようなことはしないための取り組みだと説明している。
中東やアフリカからの難民や移民の流入が加速するなか、EU=ヨーロッパ連合はアフリカ各国との首脳会議で、経済的な理由でヨーロッパに渡る移民については速やかに本国に送還できるよう協力を求めたうえで、アフリカでの職業訓練や教育を支援するなどの対策を示しました。 ヨーロッパには、地中海を経由して中東やアフリカからことしおよそ80万人の難民や移民が渡っていますが、EUが受け入れを決めているのは16万人の難民に限り、このうちアフリカからは圧政と貧困が続くエリトリアの出身者しか受け入れを認めていません。 会議で、EUは、このほかの出身者について、原則、経済的な目的の移民と位置づけ、速やかに本国に送還できるようアフリカ各国に協力を求めました。 ただ、アフリカにとっては、ヨーロッパに渡って働く人からの仕送りが経済を大きく支えている面もあるため、容易には同意できない事情があります。 このため、EUは、特定の職
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