東日本大震災から3年。 被災地で住民が暮らし続けるには、地元の雇用が欠かせません。 それを支える企業の復興を後押しするある取り組みが実を結びつつあります。 キーワードは「投資」。 経済部の渡貫俊明記者が取材しました。 被災ホテル 投資受け営業再開 津波によって壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市。 海を見渡せる高台に去年11月、観光ホテル『キャピタルホテル1000』がオープンしました。 オープンから4か月、観光客の宿泊や地元の人たちの宴会など、月に1000人ほどの利用があり、まずまずのスタートです。 このホテルでは、開業にあたり、地元の高校を卒業した女性6人を採用しました。 そのうちの1人は「地元に恩返しできるような場所で仕事ができればと思っていました。毎日充実していて楽しいです」と、笑顔で話していました。 震災前、ホテルは海沿いにありました。 しかし津波で4階まで浸水し、営