シェアオフィス事業を展開する米ウィーワークはもうける方法を見つけられなかったが、共同創業者のアダム・ニューマン氏がそれを知っているのは確かだ。 ウィーワークは今週に入り米連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請。物議を醸すことが多かったニューマン氏が経営を退き、ようやく上場を果たしてからわずか2年で破綻した。負債額は約190億ドル(約2兆8700億円)で、資産は150億ドル。ソフトバンクグループやビジョン・ファンドを含む長期投資家は既に被っている多額の損失がさらに膨らむことになる。 ニューマン氏(44)は発表文で、「ウィーワークが今やかつてないほど重要となったプロダクトを生かせずにいるのを傍観するのは、私にとってつらいことだった」とコメントした。 しかし、ニューマン氏は2019年に最初のIPOの試みが頓挫し、最高経営責任者(CEO)を解任されたことに感謝する気持ちもあるかもしれな
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