米ウィーワークのエグゼクティブチェアマンに起用されたマルセロ・クラウレ氏は、ウィーワークはソフトバンクグループの東京本社を変容させる見通しで、ソフトバンクGの他の保有資産でも同様のプロジェクトに着手する可能性があると述べた。 クラウレ氏はウィーワーク従業員に宛てた23日付のメモに、自らが会長を務める米スプリントの本社をウィーワークは「生まれ変わらせて」おり、「ウィーワークのブランド力と提供するもののクオリティーをじかに」認識したと記した。クラウレ氏はソフトバンクGの副社長も兼務する。 ブルームバーグが入手したこのメモでクラウレ氏は、「ウィーワークは、東京のソフトバンクのわが社本部でも同じことをする」とした。「さらに、主要ポートフォリオ企業の一部を含め、世界各地のソフトバンクG保有資産の全てで同様のことを行うことに私はコミットしている」という。 すでにウィーワークの筆頭株主であるソフトバンク