明治〜昭和初期の後藤新平の言葉をヒントに、人を育てることとM&Aを含めた経営のバトンタッチについて考えてみました。 金儲けありきよりも、人を育てていく重要性などを説く文脈で多方面で引用されている名言です。 (後藤新平の詳細については様々な専門家による研究・文献などがありここでは割愛しますが、“謀反人の子”と蔑まれる逆境からスタートしながらも明治〜昭和初期にかけて医師・官僚・政治家として活躍した人物です。様々な業績の一部としては、科学的・生物学的なアプローチで緻密でアカデミックな調査を通じてファクト(事実)を集めて積み重ねたうえで政策に反映して行政において実績を出したり、関東大震災から東京を復興させるだけでなく未来にも通じる壮大な都市計画を提唱し、その一部しか実現されなかったものの大きな功績を残したと言われています。) 実際には、冒頭の名言に続く言葉があり、「財を遺すは下 事業を遺すは中 人