新規上場社数は7年連続の増加! 12月25日で、今年の新規上場案件が全て終了しました。去年に引き続き、2015年の新規上場マーケットの総括をしてみたいと思います。 【ハイライト】 1. 新規上場社数は昨年の77社から92社と15社増加。 2. 今年の目玉は日本郵政上場だったが、それ以外は昨年より小粒な上場が増加している。 3. マザーズに上場した発行体は、当然ながら「上場ゴール」を前提とするのではなく、10年後の上場廃止基準を見据えて更なる成長をする必要あり。 2007年の世界的なサブプライム問題表面化より、日経平均と新規上場社数は下げに転じ、2008年のリーマンショックを機に日経平均が大きく下がると共に、2009年には新規上場社数は19社まで落ち込みました。それ以降、日経平均は東日本大震災の影響を受けるも、新規上場社数は7年連続増加しており、今年は92社が上場しました。 このグラフを見る