◆IASB(国際会計基準審議会)と米国のFASB(財務会計基準審議会)は、G20の要請もあり、金融商品の会計基準の一本化を目指してきた。しかし、これまでのところ減損やヘッジ会計などでは、基準の内容の一本化はかなり困難な状況となっていた。 ◆さらに、2013年12月から2014年2月にかけて、FASBは、金融資産のうち債券・貸付金等の評価方法についても、IASBとは異なる評価方法を採用することを暫定的に決定した。(株式については、時価の変動をすべて損益計上することとしており、その他の包括利益への計上を認めるIASBの案とは、既にかい離があった) ◆この結果、IASBと米国のFASBとの金融商品会計の一本化の可能性はほぼなくなり、IASBとFASBは、別々に、金融商品の分類と測定(評価)や減損に関する新会計基準を公表する予定である。
EYはカーボンネガティブを維持、2025年のネットゼロ実現に向け前進 2022年10月11日 サステナビリティ
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