ずばり、伝統芸能はグローバルにならざるを得ない現代日本人の必修科目。英語を習うと同時にしなければならないことの1つなのです。伝統芸能は、単なる昔の歌舞音曲という認識を捨てましょう。そこには日本人のあるべき姿、価値観が綿々といまも横たわっている。ビジネスマンだからと言って、眼中になかったとしたら失態です。 グローバルに立ち向かう際、日本人の弱点は「海外の眼を異常なほどに気にする」こと。コンプレックスなのか自信がないのか。 「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引く」という40数年前のことがいまだに存在。消費税でもTPPでも、すぐに「海外では・・・」という言い訳をする。原発対応の酷さで海外メディアから酷評されると見えないように蓋をする。 一方で、日本人スポーツ選手や音楽家が活躍すると小躍りする。どこの国でもそうでしょうが、日本の場合、極端すぎるきらいがあります。 また、日本人論に関する書籍の