以前紹介したことがあるのですが、話が正式に決まったので、改めて紹介します。 老人ホームや病院など介護・医療施設に運用対象を限定した不動産投資信託(REIT)が来年にも初めて上場する。 政府が来年度に介護・医療施設専門のREITの創設を解禁する方針を受け、三井住友銀行(8316)がNEC系リース会社などと200億円規模のREITを立ち上げるほか、新生銀行(8303)も上場を計画している。個人や機関投資家のマネーを活用した高齢者向け施設の整備に弾みがつきそうだ。 REITは投資家から集めた資金や借入金で不動産を購入し、その賃料収入や売却益を投資家に還元する金融商品。投資口(株式)を証券取引所に上場する。運用資産はオフィスビルや物流施設が多い。 今回は有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、病院などを対象にする。現在の制度でも上場はできるが、施設を運営する業者の財務状況などが把握しにくく投資