2月26日、シャープが台湾の鴻海精密工業に対し、新たに3500億円の偶発債務の存在を伝えたことで、鴻海傘下で再建を進めるとしたシャープの計画に不透明感が出てきた。写真はシャープのロゴ、昨年6月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino) [東京 26日 ロイター] - シャープ<6753.T>が台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>に対し、新たに3500億円の偶発債務の存在を伝えたことで、鴻海傘下で再建を進めるとしたシャープの計画に不透明感が出てきた。 両社は債務内容の精査に入ったが、巨額損失の計上が不可避となれば、債務超過になるケースも想定でき、経営の不確実性が高まる可能性もある。 <債務の存在を知らせる突然のメール> 鴻海によると、シャープが鴻海に偶発債務の存在を知らせたのは24日朝。関係者によると、シャープのファイナンシャル・アドバイザー(FA)を務めるみずほ証券から
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