令和6年能登半島地震におきまして被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、 被災地の皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
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「ジャフコの犬」が断末魔 野村系ベンチャーキャピタルによるFLP創業者解任で、業績が悪化し離職者続出。不用意な社長の一言とは。 2013年11月号 COVER STORY [保険代理店乗っ取り] 既存保険業界の隙間を縫って成長著しい保険乗合代理店。その大手に出資した野村系のベンチャーキャピタル、ジャフコ(東証1部上場)が大火傷を負いそうだ。55.1%株主になったのを機に「FLP」創業者社長、小林尚哉を突然解任して乗っ取った経緯は、本誌8月号の記事(「ジャフコが食った保険乗合代理店」)で詳報した。その後、強引な手口が災いして、FLPの業績が急激に悪化。第4位株主の投資事業組合オリックス10号から10月4日、現社長の松谷昭男に対し株式買い取り請求書が届いた。事実上の三行半(みくだりはん)である。オリックスは昨年12月、FLP120株(2.3%)を3千万円で買った際、FLPと覚書を交わしている。
本誌7月27日号で詳報した大手ベンチャーキャピタル・ジャフコによる出資先企業の創業社長追放劇が、終わりの見えない紛争に発展している。 ジャフコと中堅保険代理店F.L.P.(以下、FLP)の松谷昭男取締役(肩書は当時、現在は社長)は、「業績不振」を理由に、同社創業者の小林尚哉社長(当時)を追放することで極秘裏に共闘。ジャフコの山田裕司専務らが急きょ来社し、「株主提案書兼株主総会招集通知書」を小林氏に突き付けるや否や、その直後に開催された定例の取締役会で松谷氏が社長解任の動議を提出した。両者の連携プレーによって、小林氏は手塩にかけて育て上げた保険代理店の社長の座をわずか2時間で追われてしまう。今年5月2日のことだ。 さらに、「水に落ちた犬は打て」といわんばかりに、松谷氏は小林氏の生命保険募集人資格を抹消。小林氏がFLP創業前のソニー生命保険在籍中に取り交わした保険契約約3000件の移転手続きも
中小企業へ出資、一定の経営支援を行い、株式上場などで投資の果実を回収するのが、ベンチャーキャピタルの伝統的な手法だ。通常は、経営陣とは友好関係を維持したうえで、持ち株比率は低い水準にとどめる。 そのような日本の民間ベンチャーキャピタルの草分けで大手、野村証券グループのジャフコが投資先企業の経営者を追放する「前代未聞の事件」(ある有力ベンチャーキャピタル)が勃発した。 5月2日午前8時30分。東京・世田谷区に本社を置く保険代理店「F.L.P」(以下、FLP)を、3人の人物が訪れたのが発端だった。 3人とは、ジャフコの山田裕司専務取締役および塙洋彰・投資部投資3グループリーダー、森・濱田松本法律事務所の澤口実弁護士だ。そして3人を出迎えたのが、小林尚哉・FLP社長(当時)だった。 この後、小林氏は思いも寄らぬ事態に遭遇する。開口一番、ジャフコの山田専務がこう通告したのだ。 「小林さんにはこの場
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