日本郵便は28日、共通番号制度のマイナンバーを記載した「通知カード」について、今年最後となる27日現在の配達状況を発表した。 受取人不在などで市区町村に戻された分は、全体の9・8%にあたる558万通に上った。 市区町村に返送された場合、通知カードを受け取る方法は自治体によって異なる。はがきで住民に窓口まで取りにくるように知らせたり、簡易書留を再送したりしている。 27日現在、1回は配達したことを示す「初回配達」は5684・7万通で、印刷漏れが見つかったごく一部の地域を除いて完了した。このうち、配達や窓口での交付で住民の手元に渡ったのは全体の90・2%にあたる5126・2万通。