サプリメントや化粧品のテレビCMでは、しきりに「コラーゲンは体に良い」「コラーゲン不足は良くない」などと、繰り返し伝えられています。 今回は、このコラーゲンというものがなんなのか? 本当に体に良いのか? この際ハッキリさせたいと思います。 「コラーゲンは皮膚や体をつくっている成分で、年を取ると失われていくもの」 確かにCMなどで盛んに流されているこの話は本当です。新しい皮膚を生み出し、皮膚の弾力やハリの元になる真皮層でのコラーゲンやエラスチンの減少は、肌の老化の主たる原因です。それどころかコラーゲンは、体のさまざまな臓器や血管、そして骨の丈夫さにも深くかかわっており、我々の人体には欠かせない成分です。これは医学の教科書にも書かれていることで、なんら嘘偽りのない話です。 しかし、コラーゲンのサプリを摂取すれば肌の老化防止などに効果があると考えるのは、大間違いです。 これは薄毛の人が他人の毛を