2006年6月1日に道路交通法が改正。駐車違反の取り締まりが警察から民間に委託され、駐車監視員が取り締まりを行うことができるようになった。法改正後、駐車場需要が高まり、依然として駐車場が不足している都市部のみならず、地方においても駐車場需要が広がりを見せている。また、自治体や民間企業が駐車場の運営委託を活発化させていることに加え、近年はカーシェアリングの普及に伴い駐車場の敷地内に車両を導入するなど相乗効果を狙った動きも広がっている。さらには、東京都千代田区が東京駅周辺の放置自転車の増加を受けて、2013年度中に駐輪場の新設を予定していることに加え、放置自転車対策として、3月には全国で初めて東京都議会が自転車通勤を認めている事業者に従業員が駐輪場を確保しているかの確認を義務付ける条例を可決し、7月1日からの施行を予定するなど、今後、駐車・駐輪場数がさらに増加する可能性を秘めている。 帝国デー