ナイジェリアとの国境付近にあるチャド・バガソラの難民キャンプでコメを炊くナイジェリアの難民(2015年1月26日撮影)。(c)AFP/SIA KAMBOU 【12月31日 AFP】ナイジェリアのラゴス(Lagos)州で押収され、プラスチック製の偽米とされていた102袋の中身は本物のコメだったことが分かった。しかし微生物に汚染されており人の食用には適さないという。ナイジェリア当局が30日、明らかにした。 ナイジェリアの食品医薬品管理局(NAFDAC)によると、分析の結果、押収されたコメはプラスチック製ではないと判明したが、微生物による汚染が人の食用にできる許容限度を超えていた。 当局によると、この他にもナイジェリア市場向けの「消費期限切れの危険な米」が数トン、近隣諸国の倉庫に存在しているという。食用に適さないコメがナイジェリアの食卓に上ることが絶対にないよう、税関は「監視を強化する」意向だ。
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