過去にいじめやレイプの被害を受けた人や津波で家族を失った人が、その後も長くPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむケースは少なくない。精神科医の和田秀樹氏は「加害者の顔や名前をメディアで見聞きするたびに、フラッシュバックや悪夢を繰り返し、症状が悪化するケースがある」と指摘する――。 小山田圭吾氏の顔をテレビで見るとPTSDが悪化する人がいる コロナ禍で開催に反対する意見が根強いなかスタートした東京オリンピック。開会式直前には重要メンバーの辞任が相次ぐ前代未聞の事態となった。 小山田圭吾氏(52)は過去の障害者の同級生に対するいじめ告白が表面化していたにもかかわらず、開会式の冒頭部分の作曲担当になったことが問題視された。 その後、オリンピック・パラリンピックの文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」に出演していた、絵本作家ののぶみ氏(43)は自伝で学生時代に教師に腐った牛乳を飲ま
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