嫌悪と諦観が交錯する日本の職場。では、あなた自身はどうだろうか? まずはQ5の自己診断シートをチェックしてみてほしい。 STEP1●ときには嫌われても仕方ないと腹をくくる 自己評価シートの結果はいかがだったろうか(http://president.jp/articles/-/10530)。20点満点の人はさすがにいないと思うが、16点以上の人は職場全体から嫌われている「奇人」だと言えよう。11~15点は同僚の誰かから間違いなく嫌われている「変人」、5~10点は嫌われている危険性がある「凡人」、そして5点以下は全方位型の「聖人」である。 ここで注意してほしいのは、必ずしも「聖人」が素晴らしいわけではないことだ。誰だって嘘をついたり愚痴をこぼしてしまうこともある。 人間は誰しもミスをするものなのに、「絶対にミスをしてはいけない」などと思い込むことを心理学用語で「イラショナルビリーフ(非合理的な
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新国立劇場で本日初演の『象』(作: 別役 実、演出: 深津篤史、出演:大杉 漣、木村 了、奥菜 恵他)のプログラムに寄稿した原稿を、許可を得て掲載します。 『象』の公演日程はこちら。東京公演の後は、全国公演も予定されています。 ********************************************************************** 記憶は徐々に忘却されていく。あるいは、忘れていた記憶が突然、蘇る。誰も疑問に思わないだろうが、これはほんとうに正しいのだろうか。 1969年9月、サンフランシスコ郊外で8歳の少女が行方不明になり、数カ月後、頭部を叩き割られた姿で発見された。犯人は見つからず事件はそのまま迷宮入りしたが、20年後、被害者のクラスメートの1人が殺害現場を目撃したと言い出した。少女を強姦したうえ撲殺したのは彼女の父親だった。 彼女の証言が事件現場の状
振り込め詐欺や架空請求詐欺の被害はなぜ減らないのだろうか? 被害者がうかつだったとか、高齢で判断力が鈍っていた、というのが常識的なこたえだろうが、現実はもうすこしやっかいだ。 神経生理学という新しい科学では、ひとは無意識に自分の行動を正当化すると考える。 たとえば、次のような実験がある。 男性の被験者に2枚の若い女性の写真を見せて、気に入った方を選んでもらう。その後、写真はいったん裏返されて被験者の目の前に差し出され、もういちど写真をよく見て、その女性を気に入った理由を述べるよういわれる。 この手順を被験者に対して20回ほど繰り返すのだが、ちょっとしたトリックを使って、5回に1回の割合で裏返された写真を別のものとすり替える。 すると驚いたことに、3分の2の被験者は、数秒前に自分で選んだにもかかわらず、ちがう女性を見せられたことに気がつかない。そのうえ、実際には黒髪の女性を選んでいたにもかか
仕事熱心なあまり、自分のコントロールを超えるほど働いてしまうときがありせんか? そんな状況が続くと、突然病気になったりします。職場に行けないと世界が終わってしまうような気分になるかもしれませんが、現実にはそんなことは起こりません。 ときに病気は、「ちょっとペースダウンしたほうがいいですよ」という身体からのメッセージです。Paula Davis-Laack氏は、「Psychology Today」の中で次のように説明しています。 人間の体や脳は、休みなく働き続けられるようにはできていません。「メンタル・タフネス」のトレーニングで有名な心理学者のジム・レーヤー(Jim Loehr)氏は、高いパフォーマンスを維持するためには、90分~120分ごとに短い休憩が必要だと言っています。忙しいからスケジュールのコントロールはできないと思う人は多いかもしれませんが、会社側としても、健康を優先させ、他の従業
長男(幼稚園年中)と話していた際、ふと気付いたこと。よく考えてみればごく当然のことだったのだが、今まではっきりと認識出来ていなかったので、ちょっと書きとめておきたくなった。 子供たちや奥様と一緒に、風呂に入った時の話である。 我が家の風呂は、比較的早風呂である。とはいえ、風呂に入りながらも色々と話す。 息子さんとばしゃばしゃお湯をいじりながら、私はなんとはなしに、「今日、幼稚園で何があったー?」と聞いた。この時、彼は「もう、そんなにいろいろ聞かないでよー」という嫌がり方をしたのである。 ん、色々? 私が聞いたのは、「幼稚園でどんなことが起きたか」という一点だけであり、別に「色々な質問」をした訳ではない。そして、この質問をする前にしていた話は、お風呂で遊ぶおもちゃについての話であり、特段何か質問をした訳でもない。 実は、この質問に対して息子さんが難色を示すのは、初めてのことではない。いつもは
人の好き嫌いというのは、アメリカの心理学者カニンガムによれば、食物のアレルギー反応と同じです。嫌いの度が飽和点に達しアレルギー反応が完全に構成されてしまうと、たとえ相手が客観的にはどんなに優れた人物でも、我慢できない状態になります。 牛乳アレルギーの人に、いくら「栄養があるから」と勧めてもありがた迷惑でしかないのと同じ。食物アレルギーに対して、人へのアレルギーのほうは社会的アレルギーと呼んでいます。 したがって、嫌いな人間を好きになるには、このアレルギー反応が起きる前に手を打たなければなりません。その段階で、「汝の敵を愛せ」を実行すること。 そのための具体策は、まず相手の「良いところ探し」です。「わがままで嫌なヤツだな」と思ったなら、「自己主張ができるタイプなんだ。羨ましい」と考えてみる。あるいは、なんでもいいから褒める対象を見つけ、できれば口に出す。自分から心を開いて接すれば、相手の対応
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