私たちが何気なく使っているお金(本当に、何気なく使っているわけですが・・・)そのお金の価値が、どの程度の永続性を持っているのか。 資産価値の基準とは何か、またそれが人間の一生を超えて永続する価値になるとは、どのようなことであるのか? ややまどろっこしく思われるかとも想像しつつ、古きを尋ね新しきを知る方向で、財貨の価値を考えているのは「安全が確保されるのに10万年はかかる」などという言葉だけが独り歩きしている、長半減期放射性物質管理の安全性を考えているからです。 どうやって長期の管理を担保する「基本財」を考えることができるのか? そもそも10万年後にホモサピエンスが存続している保証はありませんが、10万年以前に最初の1万年、その前に最初の1000年永続する体制を本気で考えねば、その先の保証など何一つないでしょう。 このような遠い未来にわたって資産経済を実体経済と結びつける上で何が必要不可欠な