地方での暮らしや、モノを減らしていく生活が注目されつつある今日このごろ。場所や時間、そしてお金にとらわれず「シンプルに、自分らしく生きる」ことをテーマに、生活スタイルを模索する若者も増えているようだ。そんな背景もあり、このところ注目されているのが、ミニマルライフやスモールハウス。それらの情報を発信するウェブサイト「未来住まい方会議」を運営している「YADOKARI」の、さわだいっせいさんとウエスギセイタさんに、新たな暮らし方についての魅力を伺った。 「ミニマルライフ」を通して、自分の求めていることが見えてくる ライフスタイルに関する志向の多様化に伴い、地方移住や多拠点居住を選択する若者が増えてきている。そんななか、これまであまり馴染みのなかった”ミニマルライフ”という言葉への関心も高まっているようだ。エコからさらに1歩踏み込んだミニマルライフという暮らしとはどんなものなのだろう? 「簡単に
東京都の水道局は23区内に20カ所以上の給水所を運営して、家庭や事業所などに水道水を供給している。23区で最も東側の江戸川区にある「葛西(かさい)給水所」で10月1日から小水力発電が始まった(図1)。 発電能力は小水力としては規模の大きい340kWを発揮することができる。年間の発電量は140万kWhに達する見込みだ。固定価格買取制度を利用して、新電力のサミットエナジーに全量を売電する。1kWhあたり33.18円で売電して、年間に約4600万円の収入を想定している。 この小水力発電の特徴は、配水に必要な余剰圧力で水車を回して発電するところにある。東京23区の東部地域に供給する水道水は「金町(かなまち)浄水場」から供給している(図2)。江戸川区では浄水場からの水道水を葛西給水所の配水池に引き込んだうえで、需要に合わせて区内に配水する仕組みになっている。
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