アメリカのIT企業マイクロソフトは、スマートフォンやタブレット端末向けの基本ソフト「ウィンドウズ」を開発者に無料で提供すると発表し、出遅れた携帯端末の分野で巻き返しを図る考えを示しました。 これはマイクロソフトが今週、サンフランシスコで開いている開発者向けのイベントの中で発表したものです。 それによりますとマイクロソフトは、スマートフォンと画面のサイズが9インチ以下の小型のタブレット端末を対象に携帯端末向けの基本ソフト「ウィンドウズ」を開発者に無料で提供することにしています。 またマイクロソフトは、ウエアラブルと呼ばれる身に着けるタイプの端末のほか、家電や自動車向けの基本ソフトについても無料で提供するとしています。 マイクロソフトは、これまで携帯端末メーカーから基本ソフトの使用料を取っていましたが、ライバルのグーグルが基本ソフト「アンドロイド」を無料で提供してシェアを大きく伸ばしたことから