総務省が通信キャリア4社に対して、未成年が携帯電話の有害サイトにアクセスしない制限するフィルタリングサービスを、対象者が原則加入するよう要請したことを受け、モバイルコンテンツ事業者が動き出した。 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が中心となって発足した「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(仮称)準備委員会」が12月26日に第1回会合を開催。健全なモバイルサイトを認定する機関を2008年4月に設立することを確認した。 モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(仮称)は、未成年が利用しても問題ないサイトを認定するための機関。サイト内のコンテンツや運営者の監視状況などをもとに、サイトの健全性を検証する。具体的な基準については準備委員会が策定する。その際、通信事業者やモバイルコンテンツプロバイダーだけでなく、弁護士や主婦連合会、特定非営利活動法人 東京都地域婦人団体連盟などの意見も取り入れる