女の裸、男の裸 デザイン専門学校の授業で、なぜかヌード・クロッキーがある。 女性の裸を描くという西欧の長い美術の歴史は、ジェンダー的な観点からいろいろ問題も指摘されているが、それがそのまま日本の芸術教育にも受け継がれ、専門学校のカリキュラムにまで登場しているわけである。 男も同じように描けばよいではないか? でも男のヌードを描いたり作ったりするケースは、女に比べて非常に少ない。そういうことに疑義を呈してか、美大では受験時に男性(短パン穿いてる)を描かせるところもあったりする。しかし大学では女性のヌードを描いたり作ったりしていることが、圧倒的に多い。 高校が美術科だったので、学校にはモデルさんがよく来ていた。やはり女性オンリー。 高三の夏休みに受けた予備校の夏期講習でも、女性のヌードモデルが来た。学校で描き慣れているので、平気だ。しかし普通科から来ている男子は、見るからに緊張していた。 そり
TDB企業コード:985707258 「東京」 (株)美術出版社(資本金6600万円、千代田区五番町4-5、代表大下健太郎氏)は、3月4日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。 申請代理人は三山裕三弁護士(千代田区六番町13-12、三山総合法律事務所、電話03-3234-2750)ほか。 当社は、1905年(明治38年)創業、44年(昭和19年)3月に法人改組された。美術関係専門の老舗出版社として100年以上の業歴を誇り、美術・デザイン・建築物など芸術分野に関する雑誌・書籍の出版を手がけていた。月刊誌「美術手帖」を看板雑誌に、「美学」のほか、書籍「カラー版西洋美術史」「カラー版日本美術史」などの画集作品集、美術選書、芸術史、辞典なども扱っていた。年間30~40点の新刊を発刊し、2014年3月期には年売上高約12億800万円を計上していた。 しかし、従前から多額の負債を抱えていたう
イルカの絵、といえばだれでも真っ先に、クリスチャン・ラッセンの絵画を思い浮かべるのではないでしょうか。目に鮮やかなその作風は、一度見たら忘れられない鮮烈な印象を、私たちにあたえます。 ※ラッセンのジグソーパズル このクリスチャン・ラッセンという人の作品は、日本では80年代後半〜90年代前半に、ブームの全盛期を迎えました。今では少々影が薄くなった気もしますが、一時期はおもちゃ屋さんのジグソーパズルコーナーへ行けば、ハワイのお土産屋さんに行けば、水族館へ行けば、カラオケに行けば、パチンコに行けばーー必ずラッセンの絵か、あるいは「ラッセン的なイメージ」が溢れていたような記憶が、確かにあります。 私は1987年の生まれなので、その全盛期の頃の「ラッセン」を、ぼや〜っとした印象でしか知りません。でも、ジグソーパズルとか水族館とか、自分を取り囲む環境のなかで「ラッセン」あるいは「ラッセン的なるもの」を
「孤高の猫」「猫のいる生活」「眠る猫」「鼠と猫」「猫と蝶」「美女と猫」「中国・朝鮮の猫」の各章に分けて、美術作品を通して、猫と人との営みをご紹介します。 地球上には130万種以上の動物が居ると言われています。そうした中で、古今東西、我々の身近に居て、親しまれているのが猫です。従順でありながら気まぐれ、予想を超えた振る舞いを見せたり、時に野生の性質を丸出しにする時もあります。 美術の中では、猫は古くから画題とされてきました。本展では、エジプト末期王朝のブロンズ象から、桃山時代の香炉、江戸時代の絵師・与謝蕪村や司馬江漢の作品、そして黒田清輝、夏目漱石、藤田嗣治、松尾敏夫といった近現代の作家による日本画、洋画など、猫をモチーフにした美術作品約100点を一堂に紹介します。32年ぶりの松涛美術館改装後、最初の特別展とになります。
アメリカのフリーマーケットで7ドルで売却されていた1枚の絵画が、60年以上前に美術館から盗まれた印象派の巨匠、ルノアールの作品だったことが分かり、地元の裁判所は10日、この絵画を美術館に返却すべきという判断を下しました。 この絵画は、印象派の巨匠として知られるフランスの画家、ルノアールが1879年に描いたセーヌ川の風景画です。 アメリカ・バージニア州の女性がフリーマーケットで7ドルで購入し、おととし、競売にかけようとしたところ、絵画はルノアールの作品ではないかと話題になりました。 その後、国立のナショナル・ギャラリーなどで鑑定したところ、これが本物で、1951年にメリーランド州ボルティモアの美術館から盗まれたものであることが分かりました。 これを受けてバージニア州の連邦地方裁判所は10日、絵画は本来の所有者である美術館に返却すべきという判断を下しました。 作品は、少なくとも2万2000ドル
美術出版社が主催している、「美術検定」という検定があります。美術作品への背景知識がどれくらいあるかをはかる、趣味検定です。出題範囲は、西洋・東洋、時代を問わず、いわゆる美術作品と呼ばれるものすべてが対象となり、幅広いです。 美術検定 私はゆくゆくはこれの1級をとりたいと日夜努力している(?)のですが、今年受けようと思っていた2級の検定試験は、他の資格試験の勉強を優先したため、受検自体を泣く泣くあきらめることとなりました。 ちなみに昨年は3級を受けたのですが、忙しくてまったく勉強できなかったにも関わらず、過去の遺産で合格することができました。3級は、初心者にもおすすめのレベルです。 美術検定2012 3級に合格していた話。 - (チェコ好き)の日記 しかし1級・2級は、ちょっと問題集を見ただけでも難問ぞろいなのがわかるので、さすがにこうはいかないでしょう。 もちろん、努力して勉強して合格した
スペイン北東部で、宗教画を修復したところ、キリストの姿が一変し、歴史ある絵が台なしになってしまったと大きな反響を呼んだ80歳の女性が、このほど風景画などを描いた個展を開催し、見事、汚名を返上しました。 スペイン北東部の町ボルハに住むセシリア・ヒメネスさんは、通っている教会の歴史ある宗教画の傷みがひどくなっているのを見かね、善意で修復を試みましたが、キリストの姿が一変し、台なしになってしまったと大きな反響を呼びました。 ヒメネスさんは、このほど、みずからが描いた絵画の個展を開催し、海に浮かぶ帆船や丘の上に建つ建物など風景画を中心に20余りの作品が展示されました。 会場には、教会の関係者など多くの人が駆けつけ、ヒメネスさんと抱き合うなどして祝福していました。 ヒメネスさんが修復した宗教画は、世界中のメディアに取り上げられたこともあり、教会を訪れる人が相次いだほか、絵をプリントしたTシャツなどの
〒110-0003 東京都台東区根岸2丁目 1-2 営業時間 [本社] 9:00~18:00 [店舗] 10:00~18:00 定休日 日曜日・祝祭日・第一土曜日
アール・ヌーヴォー様式を代表する巨匠。草花をモチーフとした幾何的な文様や、曲線を多用した平面的で装飾的な画面構成など典型的なアール・ヌーヴォー様式と、モデルの女性など描く対象の個性や特徴を的確に掴みながら、視覚的な美しさを観る者に嫌味なく感じさせる独自の対象表現を融合させ、数多くの商業用ポスターや挿絵を制作。画家がパリ時代に手がけた諸作品は当時、大流行となり、画家(作家)として確固たる地位を確立。現在でもアール・ヌーヴォー様式の代表格として広く認知されている。また他のアール・ヌーヴォーの画家(作家)と同様、ミュシャの装飾性の高い平面的表現には日本の浮世絵からの影響が強く感じられる。ミュシャの作品はパリ時代のカラーリトグラフによる商業用ポスターや装飾パネルなどが有名であるが、油彩画でも優れた作品を残しており、特に晩年期に故郷チェコで制作した連作『スラヴ叙事詩』は画家の生涯の中でも屈指の出来栄
ホルベインガッシュ(不透明水彩) 2号30色セッ... 定価 5,040円 世界堂価格 4,032円 不透明な表現から水で薄めて透明な表現も。初心者も使い易い ミューズ ホワイトワトソンブック HW−2201... 定価 998円 世界堂価格 798円 表面が強くゆっくり乾く。絵具をぬぐうなどの表現にも◎ ターレンスアルミパレット26色M 定価 2,100円 世界堂価格 1,680円 24色の絵具を使うならこのサイズがベストです。 サクラ 3重筆洗 定価 294円 世界堂価格 236円 重ねてコンパクトに1つにまとめられ、携帯に便利。 名村 TBP特製平筆 6号(羊毛) 定価 2,520円 世界堂価格 2,016円 広い面塗りや穂先を生かした表現に。良質の羊毛を使用。 世界堂オリジナルロールキャンバスDX140A 1... 定価 オープン価格 世界堂価格 18,900円 ロープライス、ハ
山口晃『ヘンな日本美術史』(祥伝社)を読む。ちっともヘンではないしおもしろかった。もしヘンだというなら、取り上げ方だろう。画家の選択がオーソドックスではなくユニークなのだ。まず日本の古い絵として、鳥獣戯画、白描画、一遍聖絵、伊勢物語絵巻、伝源頼朝像が取り上げられる。 ついで章を変えて雪舟が詳しく語られる。なぜ雪舟は邪道を選んだのか「破墨山水図」、雪舟の生み出す恐るべき絵画空間「秋冬山水図」、莫迦っぽい絵「慧可断臂図」、妖しい空間の描き方「天橋立図」等々。 次の章は「絵の空間に入り込む」として洛中洛外図が語られる。岩佐又兵衛の舟木本、狩野永徳の上杉本、群を抜いて異様だという高津本を素材に洛中洛外図の見方がていねいに語られる。舟木本には2,700人の登場人物が描かれている。山口は大学生時代にこの絵を見たとき「非情にシビれた記憶がありまして、絵の前で叫びだしたくなったのはそれが初めてでした」と書
<月暦画の1月から12月まで> パリのルーヴル美術館は、もともとは王宮でした。それが18世紀のフランス革命のときに改装されて美術館になったのです。それより前、14世紀後半に、それまでパリを守る軍事城塞だったルーヴルを、シャルル5世が王宮に改築していたのです。 この作品には、その改築直後のルーヴルが描かれています。中央の円筒形の塔だけは古い城塞の名残で窓が小さいのですが、他の窓は大きく開かれ、青空の下、明るい輝きを放っているようです。 その手前にはセーヌ川、そして左岸の農地が描かれ、来年のための小麦の種まきが行われています。青い胴着を着た農夫の、白い布でできた小袋にはあふれるほどの種が入っていて、それを蒔く彼の仕草からは、ふとミレーの絵画を思い出します。そして、もう一人の赤い服を着た農夫は、重い石が置かれた砕土機を馬に引かせています。人物は、決して大きな動きを見せているわけではないのですが、
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年10月時点の調査。
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