欧州の放射性ヨウ素 発生源で報告 11月18日 4時0分 IAEA=国際原子力機関は先月から今月にかけてヨーロッパやロシアでごく微量の放射性ヨウ素が観測されたことについて、ハンガリーの原子力規制当局から首都ブダペストにある企業が発生源である可能性が高いとの報告を受けたことを明らかにしました。 この問題は、先月下旬から今月にかけてチェコやオーストリアそれにロシアで大気中からごく微量の放射性物質ヨウ素131が観測されたもので、IAEAや関係国の当局が発生源の特定を進めていました。これについてIAEAは17日、声明を発表し、ハンガリーの原子力規制当局からブダペストの民間企業でことし9月8日から今月16日までの間病気の治療などに使われる医療用のヨウ素131が大気中に放出されていたとして、各地で観測されたヨウ素131の発生源である可能性が高いとの報告を受けたことを明らかにしました。一方、ハンガリー政