写真1●ヤマハが2013年春に発売する無線LANアクセスポイント「WLX302」(右の3台)と、給電機能付きL2スイッチ「SWX2200-8PoE」(左) ヤマハは2012年11月1日、業務用無線LANアクセスポイント機器市場に参入すると正式に発表した。第1弾製品は「WLX302」(写真1)で、接続機器の状況を可視化するツールや、MDM(モバイルデバイス管理)機能など、法人で必要になる機能を1台にまとめている。主に中小企業の事務所や、店舗などでの利用を見込む。(「Interop Tokyo 2012」に参考出展した当時の関連記事) 正式発売は2013年3月を予定し、初年度に2万5000台の販売を計画する。価格は未定だが、5万円程度を想定しているという。 業務用では導入検討に一定期間が必要になる。今後約4カ月の間に全国各地で製品説明会を開いたり、評価機を貸し出したりして、きめ細かく需要を掘り