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ブックマーク / akasata.hatenablog.com (32)

  • re: ニコニ・コモンズとクリエイティブコモンズ・ライセンスの誤解について瑣末な点ながら指摘する - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    ニコニコ大会議で発表されたニコニ・コモンズを考えてみる - 平凡なエンジニアの独り言にたいして、ニコニ・コモンズとクリエイティブコモンズ・ライセンスの誤解について瑣末な点ながら指摘する - 半可思惟にて言及いただきました。言及いただいたことのいくつかは、私の文章のいい加減さから来ていると思うので、返信を書きたいと思います。 まずは、言及ありがとうございました。 最初に重要なことだけ id:inflorescencia さんの言及において最も重要な指摘は「ニコニ・コモンズはライセンスではない」という点です。 ニコニ・コモンズはライセンスではなくガイドラインである http://d.hatena.ne.jp/inflorescencia/20080706/1215340015 私の頭の中にはライセンス方式しかなく、ガイドライン方式は微塵もありませんでした。 こちらのタンブラーでも追跡可能性が過

    re: ニコニ・コモンズとクリエイティブコモンズ・ライセンスの誤解について瑣末な点ながら指摘する - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所
  • ニコニコ大会議で発表されたニコニ・コモンズを考えてみる - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    ニコニコ大会議に行ってきました。関係者の皆様お疲れさまでした。大変面白い大会議でした。ご招待いただきありがとうございました。 まぁ、会議の模様はいろいろな人がレポートするでしょうから、私はニコニ・コモンズに集中するとしましょう。 ニコニ・コモンズ ニコニコ大会議での発表を見る限り、ニコニ・コモンズには以下のような特徴があるようです。 素材をアップロードできる素材サーバ アップロード時に素材のライセンスを設定 素材の利用状況を追跡可能 API で他のサイトも利用可能 ニコニコ動画側からニコニ・コモンズへのリンクを作成(大百科のようなかんじですかね。) 私はコピトレを開発している関係もあって、ニコニ・コモンズには強い興味を持っていますし、幸いにして関係者から話を聞く機会も持つことができている(持たせてもらっている)ので、差し支えのない範囲でニコニ・コモンズについて書きたいと思います。 柔軟なラ

    ニコニコ大会議で発表されたニコニ・コモンズを考えてみる - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所
  • 著作権侵害動画を削除し続けないことには、ニコニコ動画は前に進めない - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    どうも、ニコニコ動画で「ひぐらしのなく頃に」関連の MAD が結構たくさん削除されているようです。これが一斉削除なのかたまたま大量に消えたのかはわかりません。一つ言えることは、「著作権侵害動画を削除し続けないことには、ニコニコ動画は前に進めない」ということです。 今の状態ではニコニコ動画は大きく稼げない ニコニコ動画は常に訴訟リスクを抱えたサービスだと思います。(実際に起こったとしてどのような結果になるかとかそういうことはわかりませんが。)まだまだ違法コンテンツが多いニコニコ動画で、新しいビジネスモデルを構築して大きく稼ぐとその存在を問われるような事態に発展するかもしれません。稼ぎ方によるかもしれませんが、道義的にも微妙と言わざるを得ないでしょう。 少なくともコンテンツホルダーに直接的な利益誘導の仕組みを作らずに年商何百億とか稼いだら、気でつぶしにかかられると思います。今のところ 20

    著作権侵害動画を削除し続けないことには、ニコニコ動画は前に進めない - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所
  • そろそろネット権に対して対案を書いてみる - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    id:banraidou さんが角川、投稿アニメで広告・ユーチューブと連携に対応して角川とyoutubeが手を結び、盛り上がるかと思いきやネット権がアンインストール - 万来堂日記2ndという記事を書いています。こうした記事を読んで、そろそろ「ネット権」に関する対案を提示する必要があるだろうと思い、今考えられる範囲でアイディアを書いてみます。 # 多分、今のネット上の議論から大きくずれてないだろうと思います。。。 ネット権とは何か? 製作委員会方式などで著作権が複数の企業などに分散している場合、ネット配信を行う場合は関係者全員に許諾を取らなくてはなりません。この煩わしさを回避するために、ネットに限って映画会社などの特定の事業者に集中的な使用権を与えることで、ネットにおけるコンテンツ流通を活性化させるという考え方です。その代わり、ネット権を得た業者は公正な利益分配を行う義務を負います。 詳細

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  • コピトレ公開から三ヶ月がたった - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    コピトレの公開日が 2/11 の深夜(2/12 早朝)なので、公開から三ヶ月が経過したようです。大きな変化はありませんが開発は進めているので、報告をします。 実施した機能拡張 ここ一ヶ月は「編集者の手間を軽減する」ことを目標に開発を進めていました。編集者の視点から見ると、コピトレの最大の問題点は、「派生関係の設定が面倒くさい」ことです。そこで、二つの方法で作業効率を向上する改善を行いました。 一つは「RSS から作品の派生関係・作者情報を登録する機能」です。使い方は、たとえばニコニコ動画のマイリストのような RSS を出力するツールに作品を貯めていき、コピトレの作品情報ページで RSS の URL を指定して派生元/派生先作品として一括して登録するというものです。作者情報も作者情報ページから同様の手順で登録することができます。 もう一つは、「タグを利用した派生元作品の推測機能」です。「東方

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  • 楽器はね、自由でなければならないのですよ - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    実際、初音ミクは取り扱いに困る。というか、当に楽器なのか? - 平凡なエンジニアの独り言についたブクマコメントに対する返信です。ブクマコメントなのでそれほど考えて書いていないでしょうから、当はスルーすべきなのですが「表現を縛るソフトウェア使用許諾」と「打ち込みと演奏」という質的な話題を振られては、マジレスするしかないではありませんか。 「表現」に技術的な問題以外の制約を課す楽器はあっていいのか? まずはid:sezuさんのコメントです。 商用使用は「許諾が必要」であって「駄目」じゃないって書いてある。あと、キャラクターがくっついてくるから「ただの楽器じゃない」けど、「楽器」であることは確かでしょう。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/akasata/20080319/1205893295 おそらく、「許諾が必要」という

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  • 二次創作に関するガイドライン情報の調査を開始した - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    コピトレは作品間の関係をトレースすることが目的ですが、二次創作(n 次創作)時のガイドラインへの情報リンクを充実させることも目指しています。まずは比較的二次創作に関するスタンスを調べやすい以下に2作品(2シリーズというか)について、ガイドライン情報(ガイドラインの要約とリンク)を記述してみました。 コピトレ - 作品情報「ひぐらしのなく頃に(PC 同人ゲーム)」 コピトレ - 作品情報「東方Project(東方シリーズ)」 両作品に共通していえることは、二次創作に反対はしていないようです。(基的なスタンスはスルー、二次創作に関する基的な考え方を提示している分、中立よりは積極的といえるかもしれません。) オリジナルデータの二次使用は、ひぐらしの場合は権利関係が複雑である(市販素材が含まれているなど)ため注意する必要があります。つまり、原作者である竜騎士07氏の裁量では許可することはできな

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  • もしコピトレに著作権許諾システムを載せるとしたら? - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    かなり出遅れましたが、id:banraidou さんの「手軽な著作権許諾システムって、商売にならないかな?/ちょっとした思い付き程度でも、どんどん書いていこうじゃありませんか。 - 万来堂日記2nd」についてです。著作権許諾はビジネスですから、このエントリのように考えている内容はありでしょう。 もし、コピトレに許諾システムを載せるとしたらどうするでしょうか。実際にやるかどうかはともかくとして、いや、たぶん実際にかなりの部分まで作る(信頼性の確保ができないと予想されるので、お金のやり取りまで行きつけるかどうかわかりませんが。。。)と思いますが、まずは思考実験をしてみたいと思います。 一番単純なモデルについて考えてみましょう。A, B, C という作品がコピトレに登録されているとします。A は CCL の by-nc(表示-非営利)+商用作品には一定金額を支払えば二次利用可能というデュアルライ

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  • コピトレにおける情報の削除基準について - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    コピトレ公開から 10 日程経ちました。ぼちぼち見てくださる方も増えてきたようで、問い合わせもちらほらと来るようになりました。 そうした問い合わせの中で、作者情報削除の問い合わせがありました。ついにコピトレも情報の削除要望が来るようになったかと少し喜んでもいたのですが、削除要望そのものは悩ましい内容だったので簡単な経緯を紹介しておきます。もしよい知恵などありましたらご教授ください。 削除要望経緯 昨日(2/21)の夜、登録ユーザーでない方からの作者情報の削除要望が来ました。理由としては以下のとおりです。(名前は伏せています。) 「××」は創作コラボレーション(おそらくサークルと同等かそれ以上にゆるいつながり)であり、集団として登録されると困る 権利の帰属やライセンスも議論中である 削除要望はそのコラボレーションで中心的に活躍されている(と思われる)方からでした。「××」名義で公開している作

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  • 作品の派生関係を追いやすくするシステム「コピトレ」を作ってみた - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    ここしばらく、コンテンツ共有サイトに上がっているコンテンツの派生元の表記に関する問題提起を行いました。システム的な支援が欲しいとい話も多かったので、コンテンツのメタ情報を記述するためのサービスを三連休でできる範囲で作りました。URL は以下のとおりです。 コピトレ - 作品間の関係を追跡するシステム どのようなものか? 「コピーライトをトレース(追跡)するシステム」という意味から「コピトレ」という名前がついたという説があります。「コピーライトのトレーニングをするシステム」かもしれません。しかし、明確ではありません。少なくとも名前に関してはあかさたが発案したものではないようです。(え?) システムとしてみれば、特定の URL(作品)に対して情報を付加する Wiki のようなサービスです。たとえばニコニコ動画や Youtube の動画 URL に対応する Wiki ページに情報(作者情報、派生

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  • 派生元作品の表示を支援するシステムの要件をまとめてみた - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    以下の一連のエントリで、ニコニコ動画に上がっているコンテンツの派生元の表記に関する問題提起を行いました。三連休があるので、派生元作品の表示を支援するシステムを三連休中に作ってしまおうと思います。ブクマコメントで様々なコメントアドバイスをいただいたので、それらをもとに要件をまとめました。 ニコニコ動画で一番気に入らないこと - あかさたの日記 続・ニコニコ動画で一番気に入らないこと - あかさたの日記 ニコニコ動画に上げられている動画の出典状況を整理してみました - あかさたの日記 まずは、いただいたコメントの中からアドバイスになっているものを整理します。抜けや勘違いがあったら教えてください。 m(_~_)m 藪蛇にならないようにすべき 動画作成者の負担増にならないようにしないと、投稿が減る(委縮を招かないようにすべき、結局動画作成者のモラル頼みという意見もあった) 同じコンテンツがニコニコ

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  • 続・ニコニコ動画で一番気に入らないこと - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    昨日書いたニコニコ動画で一番気に入らないことはなかなか反響があってうれしく思っています。はてなブックマークでいただいた反論の中で以下については、私も思うところがあるので、コメントしたいと思います。 ニコニコ動画の運用次第 元ネタを明示しないのは「文化」 ニコニコよりもステロクや Youtube の方がひどい 「ニコニコ動画の運用次第」、つまり、コメントやタグを使えば元ネタを得ることができるという意見です。現状のニコニコ動画の運用では「わかる作品」「わからない作品」、あるいは「わかる人」「わからない人」の偏りが大きくなります。たくさんの作品を使用している MAD はなおさらです。わかりやすい場所にまとめて記載されるべきでしょう。 コメントの中にあったと思いますが、動画投稿者とは別の人でも編集できる Wiki のようなものがあれば対処しやすいかもしれません。 「元ネタを明示しないのは「文化」」

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  • ニコニコ動画で一番気に入らないこと - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    ニコニコ動画を見ていてどうしても我慢できないところがあります。別にニコニコ動画だけの問題ではありません。もしかしたらシステムで対処できるかもしれません。しかし、できないことかもしれません。だから、ユーザーが気を使わないといけないことなのかもしれません。 ニコニコ動画を見ていて気に入らないこと、それは「動画中で使用している作品の表示」がないことです。複数の作品を組み合わせて MAD を作る場合、使用したコンテンツの一覧がないのです。動画紹介文や動画の中に一覧を入れる人もいるのですが、多くの動画は何を使用したのか明示しないままアップロードしています。 動画共有サイトには広告効果が・・・という主張を見かけますが、その主張に根拠があるかどうかはともかくとして、利用した著作の一覧(入手可能なら入手経路を含めた情報)のない動画に「広告効果」があるのでしょうか。著名な作品はそれでも構わないのですが、著名

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  • Culture First って要はクリエイターを使い捨てたいわけですよね? - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    私的録音録画小委員会が経過報告、権利者側からは早期決着求める声という記事が出ていたので、目に余るところにだけ反応します。 インターネットで著作物の二次利用を促進させるという考えについて三田氏は、文化の保護が不可欠だと指摘する。「インターネットの発達によって、著作物の二次利用が盛んになりつつあるが、我々が文化を享受できる時間は限られている。インターネットで過去の映画テレビ番組を見られれば、今創られている芸術を楽しむ時間が少なくなる。これは、現行のクリエイターに大変重要な影響が出てくる。著作物の二次利用の促進は、ネット業者とネット機器のメーカーが主導で動いていて、文化を創っている人がなおざりにされる傾向がある。我々は、まずは文化ありきという『Culture First』を掲げているが、文化や芸術がなければコンピュータもテレビもタダの箱。文化を大事にするのは、(二次利用を促進する)経済産業省よ

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  • 権利者のロードマップを考えてみた - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    池田先生が著作権法を文化庁にまかせていいのかというエントリを書いています。Winny のところとかもう少し説明が欲しいところはあるものの、ネットユーザーとしてみれば「こういう内容を論理的にわかりやすく説明できる人が欲しかった!」と言える内容です。 ただ、文化庁も権利者もこのエントリを読んだ時に、感情的な面で拒否反応を示す可能性*1があります。MIAU の立ち位置がよくわからないのですが、池田先生が賛同者に加わることによってかなり先鋭化する(ように見える)可能性もあります。いや、ネットユーザーとしては池田先生のおっしゃることは先鋭的でも何でもないのですが、権利者はそうとらえるでしょう。そうなると権利者とネットユーザーの間で交渉の場が存在しなくなってしまうのではないかとちょっと心配です。 まぁ、すでに交渉の場なんてありえないのかな、とも思うので先鋭化するのも一手かもしれないですけど。もし、今回

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  • 軍師山本勘助・・・ではなく、軍師切込隊長、MIAU に助言する - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    MIAUは何故、失敗したのかを読みました。書いてあることは、少々乱暴に要約させてもらうと「MIAU はもっと知恵を使え」という話で、まったくその通りだと思います。 賛成者は、一部のIT系新興企業と一部の開明的な音楽業界・芸能事務所関係者と肝心のネットユーザーや学者ぐらいしか当初はいなかったのだから、まあ仕方がない。ただ、負け戦から組織は多くのことを学ぶのであるから、MIAUは負けて遠吠えするのではなく、負けて総括するべきだと個人的には思う。 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/12/miau_f277.html その通りだと思います。まだ国会は残っていますが、パブコメが終わった後に文化庁のああした発言を引き出してしまった時点で、一つの戦には負けたと認識して、負けた理由を分析すること自体は間違いではありません。当の戦いはもっと先にあるわけですから。(

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    banraidou
    banraidou 2007/12/22
    負けた原因を分析するのみの軍師なんざいらんよ。
  • 制度設計を議論するのはとても意味のあること - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    「権利者」を見ようとしない消費者 ―「ダウンロード違法化」問題についてを読みました。 消費者の意識向上については賛成です。そうあるべき。でも、「マナー向上」だけで解決される問題はそれほど多くはありません。 何はともあれ、権利者側も消費者側も先を見すぎ。両者ともやるべきことをやってからにするべき。逆に言えば、消費者側にもやるべきことはあるのだから、それを忘れてはいけない、と。言いたいことはただそれだけです。 http://d.hatena.ne.jp/thir/20071219/1198072206 マナー向上なんて、社会の仕組みを作ることに比べたら相当「先」を見てしまっています。消費者「全体」のマナー向上をしなければ権利者を批判できないとすれば、消費者が権利者を批判できるようになるまで何十年、あるいは何百年もかかってしまいます。あるいは、永久にそういう日は来ないか。だから、制度設計を議論す

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  • 本当に不買運動しか残ってないのか、大雑把な戦略を立ててみた - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    私的録音録画小委員会:「ダウンロード違法化」不可避にと「ダウンロード違法化」がほぼ確定,録音録画に加えソフトウエアも対象に,私的録音録画小委員会で文化庁が方針を示すによると、違法サイトからのコンテンツダウンロード違法化はほぼ決定したようです。 また,コンピュータ・ソフトに関しても録音や録画と同様に,違法な複製物や違法サイトからの複製を適用範囲から外す方針も同時に示された。 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071218/144359/ まぁ、こういう流れになるかもなとは思ってはいました*1が、いざ現実になるとどうしようもない無力感を感じます。とはいえ、ある程度想定内の流れであるわけで、次の戦略を練るべきでしょう。論点をまとめてみましょう。 違法サイトからのダウンロード違法化が成立したとして、その運用に関する提言はできないか もっと根

    本当に不買運動しか残ってないのか、大雑把な戦略を立ててみた - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所
    banraidou
    banraidou 2007/12/19
    これで終わりではない。しばらく後に戦場は国会に移る。輸入盤騒動のときは国会に行ってから騒動になったわけだけれど、制度の問題点指摘や文化庁への接待疑惑や運用上の変更など、成果も色々あったんだぜ。
  • ネット上でコンテンツを広める際に何が問題になっているか整理してみた - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    「隠す権利」から「広める制度」へ 変化が求められる著作権のあり方では、課徴金という考え方を提唱しているようです。考え方としては、コンテンツ税ですかね。 個人的には、コンテンツ税でも構わないのですが、以下のような問題があり、すぐの適用は難しいように感じています。 集めたお金の分配が難しそうなこと 既存の制度との整合性が取りにくいこと 課徴金の対象をどうするのか悩ましいこと(ネット内に閉じるのか、閉じないのか、媒体のあるコンテンツとないコンテンツはどうするか) こういう制度は業界を腐敗させそうなこと こういうやり方に向いたコンテンツと向かないコンテンツがあること 音楽、文章、映像などコンテンツの種類によってはコンテンツ税をどのように振り分けるか悩ましい 著作の利用に関する検討がなされていないこと そもそも、何を解決したいのでしたっけ? 忘れないうちに、ネット上でコンテンツを広める際に何が問題に

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  • 閲覧権、DMCA、著作権の非親告罪化の合わせ技で、gnu の自由をすべてつぶしてやるぜ! - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所

    id:fuktommy さんが私のエントリのブクマコメントに書いてくださった内容に反応します。 閲覧権ってhttp://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html の「第0の自由」みたいなものなのかなあ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/akasata/20071207/1197001249 gnu における「フリーソフトウェアの自由(以下、gnu の自由と呼びます)」は以下のとおりです。(http://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html から抜粋。) 目的を問わず、プログラムを実行する自由 (第 0 の自由)。 プログラムがどのように動作しているか研究し、そのプログラムに あなたの必要に応じて修正を加え、採り入れる自由 (第 1 の自由)。 ソー

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