タグ

ブックマーク / font-da.hatenablog.jp (19)

  • 小池靖「被害者クレイムとスピリチュアリティ」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    修復的司法とセラピー、スピリチュアリティについて言及している論考が、櫻井義英編『カルトとスピリチュアリティ 現代日における『救い』と『癒し』のゆくえ」というに含まれていたので読んだ。 カルトとスピリチュアリティ―現代日における「救い」と「癒し」のゆくえ (叢書・現代社会のフロンティア) 作者: 櫻井義秀出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2009/01/01メディア: 単行購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (12件) を見る私は小池さんと似た領域に関心を持っているので、興味深く読んだ。右からものごとを見るか、左から見るかでこんなにも描き出す風景は違うものかと思った。 小池さんの描く現代*1の状況は次のように要約できる。(要約したのは私) 現代は人々が自らを被害者化し、他者や社会から傷つけられた弱い自分を癒し、セラピーによって「真正な自己」を見出すことに高

    小池靖「被害者クレイムとスピリチュアリティ」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2016/03/05
    ごもっとも。
  • 明石書店の労使紛争のその後 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    4年前の話なのですが、明石書店の労使紛争について、このブログで取り上げたことがあります。 「明石書店の労使紛争について」 http://d.hatena.ne.jp/font-da/20100216/1266302202 その後、私のほうでは和解成立について聞いてはいたのですが、続報を書いていませんでした。 このたび、明石書店さまより、上のブログ記事は、今も争議が続いているような誤解を与えるので削除してほしいとの申し入れがありました。 私としては、労働運動の記録を誰もがアクセスできる場所に残していくことは大事だと思っているので、記事を削除するつもりはありません。他方、誤解を与えることは意ではありません。 そこで、ほかのブログに残っている明石書店労働組合の和解した時点での報告をご紹介いたします。以下はブログ「薔薇、または陽だまりの」に「明石書店闘争:組合側の勝利的和解/明石書店労働組合」

    明石書店の労使紛争のその後 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2014/04/11
    へー
  • 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」という暴力 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私は31歳になった。男性のパートナーと同居しているので、表向き上、「幸せなヘテロのカップル」ということになっている*1。子どもはいない。たぶん、持つことはないだろう。 このたった三行を書くために、ものすごく緊張する。私にもそれなりに事情があるのである。その詳細を他人に言う気もしない。だからと言って、「産まない」と固く決意しているわけでもなく、ふらっと産むかもしれない。だが、ピルを飲んでいるので偶然の妊娠の可能性も低く、順当にいけば私は子どもを産まないだろう。 そこに、こんな言葉が降ってくることがある。 「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」 私は黙って、困った顔をして笑う。なぜ「産まない=考えていない」のだろうか。散々、考えた挙句、産んでいないのだ。 だいたい、「考えろ」「考えろ」って、どうやって考えるのだ。この社会は、妊娠出産に関する費用の負担も大きく、産んだ後の保育も十分に整備さ

    「子どものこと、ちゃんと考えたほうがいいよ」という暴力 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2013/06/13
    どうして※欄がこんなに盛り上がるのか。/「かわいいんだよねえ、子供。ほわほわの自分の赤子をあやすときの幸福感を知らずに人生終わらせちゃうのはとてつもなく勿体無いと思うけど、人それぞれかもねえ。」
  • 会田誠展抗議運動について(澁谷知美の批判を受けて) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    東京の森美術館で行われた会田誠展が、一時期ネット上で議論になっていた。特に『犬』という作品は、四肢が切断された少女が描かれており、展示に対して抗議が起きる事態となった。 私自身は、東京まで展示を見に行く機会もなかったので、作品の内容についてはあまり積極的にコメントしていない。ただし、抗議については幾人かのフェミニストが表だって賛同していたので、気になって見ていた。その中で、私の目についたのは澁谷知美のブログ記事である。 「会田誠の絵も、それがアートになる社会も醜悪である (署名募集あり)」 http://shibuya.txt-nifty.com/blog/2013/01/post-1160.html 私はTwitterでこの件について発言していた。それは以下のまとめ(togetter)で読むことができる。 「『会田誠 天才でごめんなさい』展への抗議関連の議論」 http://togett

    会田誠展抗議運動について(澁谷知美の批判を受けて) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 飯野由里子「レズビアンである<わたしたち>のストーリー」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    レズビアンである「わたしたち」のストーリー 作者: 飯野由里子出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2008/05/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (7件) を見る 1970年代からの、ミニコミ誌から、レズビアンを名乗る人たちの語りを取り出して、記述しなおしたである。これは、これまでフェミニズムで周縁化されてきた、レズビアン活動家たちの歴史を再構成する試みである。 特に、90年代以降、「わたしたち」という言葉が活動家にとっての禁句となっていった。「わたしたち」と名乗ることは、同時に「わたしたちでないもの」を名指し、周縁化することである。 この指摘は、とても重要であった。しかし、同時に、活動家たちの連帯を示す「わたしたち」という呼びかけができなくなり、分断されていく側面もあった。この「わたしたち」という名乗りの問題に対し、飯野さんは正面から取り組

    飯野由里子「レズビアンである<わたしたち>のストーリー」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2012/11/02
    「少し記述が丁寧すぎて、冗長になっている」   Oh.....!
  • 「迷走する両立支援」2010 〜格差と少子化の国のワークライフバランスは、いま〜  - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    こんな電子書籍が発行されています。無料で読めます。 「迷走する両立支援」2010 〜格差と少子化の国のワークライフバランスは、いま〜 http://p.booklog.jp/book/40576 この電子書籍は、『迷走する両立支援』の作者である萩原久美子と、「イクメンプロジェクト」を推進してきた厚労省の山口正行の対談を記録したものです。 迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ 作者: 萩原久美子出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス発売日: 2006/07メディア: 単行購入: 12人 クリック: 85回この商品を含むブログ (40件) を見るこうした対談は、出版社が販促として企画することが多いですが、これは読者の側からの発案で行われたものでした。電子書籍の前書きで、企画の中心となり、当日の対談の進行も務めた山口理栄は、初めてこのを読んだときに「仕事育児の両立支援と

    「迷走する両立支援」2010 〜格差と少子化の国のワークライフバランスは、いま〜  - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2012/01/23
    おぉ。レビュー来た!/そうね。『迷走』が、中クラスエリート女性をターゲットとした本であること──そして「彼女たちですらこの状況」話法(ですら話法)で書かれていること──は忘れてはいけません。 #wlb_cafe
  • 膣の中に入れるもの - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    産婦人科医の河野美代子がブログで、「女性の膣に男性が指を入れるのはやめなさい」と提言している記事が話題になっています。 「性教協全国大会(2)ついでに男性に伝えたいこと。」 http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_a11f.html 河野さんは診療の中で、男性が膣の中を爪が伸びた指でかき回したため傷ついた女性と出会ってきました。ときには傷が深く、大出血を起こしたり、一カ月しても治癒しなかったりすることもあったそうです。河野さんは次のように指摘します。 男性たちはアダルトビデオの真似をして、指を入れているようです。ほとんどの女性は、指なんて入れたってちっとも良くなんかないのに、AVの女優さんが感じた演技をするのを、当にそうなのだと思うのでしょう。そうして、そうするものだと思うのでしょうね。 河野さんはこちらの記事でも同

    膣の中に入れるもの - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 性的主体という言葉の難しさ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    子どものセックスを論じるときに、「子どもは性的主体たりうるか」という問いが立てられる。ここで問題になるのは「児童虐待でない、子どもとのセックスはありえるのか」ということである。 これは、「レイプでない、男女間のセックスはありえるのか」と問うた、かの80年代のポルノ批判の変奏とも言える。男性と女性が対等でない社会状況の中で、男性と女性が対等なセックスができるわけがない。全ての男女間セックスは、男性による女性の性的搾取である。このムーブメントの中で、一部のフェミニストはヘテロセクシュアルからレズビアンになった(と主張した)。この人々がレズビアン・フェミニストである。*1 もちろん、このようなムーブメントには批判が繰り返され、気で「男女間のセックスは不可能だ」という人は、ほとんどいないだろう。男女間でセックスするときには、常にそこに女性差別の構造が孕まれる。それでも男女間で対等なセックスを志向

    性的主体という言葉の難しさ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2011/04/16
    こういう話法があるらしい:「子どものセックスを論じるときに「子どもは性的主体たりうるか」という問いが立てられる。* 問題になるのは「児童虐待でない子どもとのセックスはありえるのか」ということである」
  • フェミニストから801ちゃんへ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    id:nagano_haruさんの経由で、801ちゃんからフェミニストへ質問が来ていることを知りました。 nagano_haru「801ちゃんより、腐女子を分析中のみなさんへ」 http://d.hatena.ne.jp/nagano_haru/20100511/1273595010 私はフェミニストです。腐女子研究者というアイデンティティは持っていませんが、一度、出版物でヤオイについて分析しているので、応える立場にあると思いレスポンスします。twitterの発言は追っていないので*1、nagano_haruさんが引用している部分に応えます。 この手の事に猛っても仕方ないのは百も千も万も承知だけど、大阪の件ついて腐女子でもない人が勝手に腐女子を分析した挙句、俺の考えた正義を披露してだから腐女子は駄目なんだとか、ほざいているのを見ると、腐女子どころじゃないくらいのド腐れだなあと思います。分析

    フェミニストから801ちゃんへ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2010/05/12
    ごもっとも。
  • 陵辱嗜好は病気じゃありません - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    もうタイトル通りで、なにをいまさらという話なんですが。 4,5日前に、匿名ダイアリーで、自分がなぜ「陵辱嗜好」を持つに至ったのかを書いた記事があがりました。 「現実で女に拒絶されているから妄想の中でさえ和姦など想像できない」 http://anond.hatelabo.jp/20100210012057 この匿名ダイアリーに書かれていることはむちゃくちゃです。あっちこっちに八つ当たりで、差別的な発言をしまくっていますから、内容は糾弾されて当然だとは思います。ですが、それ以上でもそれ以下でもありません。 私がわざわざ記事をあげたのはsociologbook*1という大学教員のきしさんがやっているブログに、上の記事に触れて、こんなことが書いてあったからです。 そんなもん、「陵辱嗜好」(笑)なんてものは、復讐でもないし、女性たちに原因があるわけでもないですよ。男の一部に、モテようがモテまいが、そ

    陵辱嗜好は病気じゃありません - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 性暴力は自衛可能か? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    0.文に入る前に 最初にお断りをします。この記事では、直接的な性暴力の被害経験の触れています。性暴力についての記述を読んだときに、気分が悪くなったり感情がセーブできなくなったりすることがあります。被害経験がある人はもちろん、そうでない人もご注意ください。(そうした記述を、身を守るために読まない、という選択もあるべきだと、私は思っています) 次に上記以外の理由で読む気がない人向けに、結論を書いておきます。 【結論】 性暴力において、被害者を出さないための、決定的な方策はいまだみつかっていない。他者と信頼関係を結ぼうとする中で、加害者は被害者に性暴力をふるう。加害者が性暴力という行為に至るメカニズムは、判明していない。他者とのつながりを求める限り、親密な関係におけるレイプは、防ぎきれない。だが多くの人々は、他者との親密な関係を拒絶することを、選ばないだろう。そこで、性暴力の危険性を認知しなが

    性暴力は自衛可能か? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • どこにもいない「母」を求めて - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    昨年の12月に、「ユリイカ」が「母と娘の物語――母/娘という呪い」という特集を組んだ。 ユリイカ2008年12月号 特集=母と娘の物語 母/娘という呪い 作者: 萩尾望都,斎藤環,信田さよ子,上野千鶴子,吉野朔実,川上未映子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/11/27メディア: ムック購入: 6人 クリック: 41回この商品を含むブログ (30件) を見る信田さよ子と上野千鶴子の対談も、掲載されている。信田さんは、昨年、「母が重くてたまらない――墓守娘の嘆き」を出版している。母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き 作者: 信田さよ子出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2008/04/10メディア: 単行購入: 9人 クリック: 314回この商品を含むブログ (72件) を見る信田さんは団塊の世代の女性に焦点を当てる。彼女たちは、娘の人生を通して、自らが成し得なかった「女性の自己実

    どこにもいない「母」を求めて - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 女の体で笑うということ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    1 「女性が一流の芸人になれるのか?」という問いがある。関西に住んでいると、吉興業という会社はとても身近だ。朝から晩まで、テレビでは吉の芸人が出ている。子どものころから、友達のお兄ちゃんやクラブの先輩が「吉のお笑い専門学校に行った」「ライブで漫才をしているらしい」という話を、耳にする。大人になれば、芸人との合コンがあると聞く。「将来は、吉いけるんとちゃうか?」と言うのは、クラスの人気者への褒め言葉だった。 そんな中で、「女は最後の最後まで、裸になれないから、一流の芸人にはなれない」という言葉も聞く。それは、物理的におまんこをさらせないことだけを指していたのではないだろう。いずれ、恋をし、子どもを産んでいく女性は、どこかで「恥じらい」や「常識」を身につけていかなくてはならない。結局、生涯を破天荒に歩める豪胆な男には勝てない。そんな響きも持っていた。 ネット上で、懐かしいような文章を書

    女の体で笑うということ - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2009/08/02
    「俺を欲情させる悪い女」問題
  • 「赦す権利〜被害者救済と修復的司法の可能性〜原田正治さんを囲んで」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    原田正治さんの講演会です。タイトルにもあるように、修復的司法、赦し、死刑、裁判員制度など、極めて繊細な問題を扱うラディカルな講演会になるはず。私は司会進行を務める予定です。どうぞ、足をお運びください。(また、宣伝協力していただけますとありがたいです。よろしくお願いします) 原田さんの存在や企画・著作の存在意義を広く知ってもらいたいと思います。ぜひみなさんの周囲に転送してください。 「赦す権利〜被害者救済と修復的司法の可能性〜原田正治さんを囲んで」 日時:7月26日(日)10:00〜12:30 場所:京都市男女共同参画センター「ウィングス京都」2階 セミナー室B ※Weフォーラム2009というイベントの中の分科会です。 ====== 裁判員制度では死刑を言い渡すこともあります。 もしあなたが裁判員に選ばれたら、 あなたにそれができますか? 「遺族の気持ちを考えろ!」と言い放つ相手に、死刑廃止

    「赦す権利〜被害者救済と修復的司法の可能性〜原田正治さんを囲んで」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 新しい哲学のために - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    昨日、応用哲学会(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacap/index.html)に行ってきた。参加したのはワークショップ「生命の哲学の可能性」(品川哲彦、森岡正博)とシンポジウム「これが応用哲学だ!」(伊勢田哲治、茂木健一郎、森岡正博、戸田山和久)である。森岡さんの話が聞きたいと思っていたし、有名人の茂木さんの話をミーハー心で聞きたいとも思っていたし、真面目に「応用哲学という分野について知りたい」と思っていたので行ってきた。内容は、後日、youtubeにアップロードされるらしいので、詳しくは書かない。 雰囲気は、スーツの人も少なく、自由な発言が促される雰囲気だった。社会的な現実問題に直面し、そこから思考を始めようとする哲学を目指す人が多いようだ。社会学と哲学の間で揺れる(私のような)若者が集う場所になるのかなあ、などと思っていた。特に、シンポジウムの伊勢田さんや森岡さん

    新しい哲学のために - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2009/05/02
    「20年前」だと伊勢田さんはまだ子ども。
  • 田山絵里「飯島愛 孤独死の真相 〜プラトニック・セックスの果て〜」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    昨年、12月に急逝した飯島愛の追悼が出版された。 飯島愛 孤独死の真相―プラトニック・セックスの果て 作者: 田山絵理出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/03/20メディア: 単行購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (8件) を見るその死の謎を追求したという触れ込みであり、さっそく書店で購入して読んだ。しかし、ひどい出来である。筆者は入手先も明らかにできないような断片的な情報つなぎ合わせ、ケータイ小説を模したような文体で、飯島さんの心情を代弁する。インスタントラーメンのような悲劇に練り上げ、最後には「純粋な愛さん」と飯島さんを持ち上げ、「彼女は天使になった」と結ぶ。*1筆者は最後に次のようにまとめる。 振り返ると、飯島愛は何度かブログをやめる宣言をしたが、そのたびに彼女の誕生日である10月31日をきっかけに復活した。誕生は彼女にとって特別な日になっていた。

    田山絵里「飯島愛 孤独死の真相 〜プラトニック・セックスの果て〜」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2009/03/26
    「こうした非行少年と呼ばれる子どもたちの中で、男子が暴力行為に加担していくのに比べて、女子は極端に性的行為に加担していきやすい」
  • 男はフェミニストを続けうるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    最初に書いておくが、私はフェミニストである。さらに、「女だけフェミニズム」を批判し、ジェンダー・アイデンティティに関わらず、フェミニストを名乗れて当たり前だと思っている。「フェミニズムはみんなのもの」(byベル・フックス)である。 しかし、男とフェミニズムをやっていけるかというと、残念ながらまったく自信がない。私はジェンダーの問題を男性を議論するたびに、自分がすり減って、大事なものを奪われていくような感覚に陥ってきた。もちろん、そうでなくうまく議論できることもないわけではないが、そんなのは100回に1回ぐらいだろう。特に、ジェンダー違和のないヘテロ男性とは、どこから話していいのか皆目見当もつかない。最終的に「どうせ男にはわからないよ!」と叫びそうになり、「それだけは言っちゃいけないよ」と自制して、そう思ってしまったことに対して反省を繰り返す羽目になる。*1 なぜならば、男性と女性の間には、

    男はフェミニストを続けうるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • リアルのゆくえしれず - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    東さんの歴史認識について、ネット上で論争が起きていたらしい。*1そして、以下で、東さんが補足として歴史認識について書いている。 東浩紀「歴史認識問題についていくつか」『渦状言論』 私は「4.付録」を読んで「あー、そうなんや」と思ったのだけれど、ブックマークを見ている限り、多くの人は反感を持ったらしい。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.hirokiazuma.com/archives/000465.html 私はかねてから東さんの発言について、「なんで南京大虐殺?」という疑問があったので、とりあえずその謎が解けて良かった。話の内容自体、当時の熱意ある若者*2だった人の証言として面白かったし、もう少し聞きたい感じだ。 あとの東さんの「どんな醜悪な意見であっても耳を傾けろ」は原理論としては理解できる。やっぱり、南京大虐殺がなかったと断言するひとであっ

    リアルのゆくえしれず - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2008/12/08
    おめでてーな。
  • 大澤信亮「触発する悪――男性暴力×女性暴力」(「フリーターズフリー」2号) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    もう店頭に並んでいるのだろうか。(私は見誌をいただいている。) フリーターズフリー vol.2 (2) 作者: 有限責任事業組合フリーターズフリー出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2008/12/03メディア: 単行購入: 9人 クリック: 51回この商品を含むブログ (27件) を見る特集2は「性暴力」で4人の論者が各々に論じている。 ■ 「モテないという意識」を哲学する 森岡正博 ■ 「レイプされたい」という性的ファンタジーについて 小松原織香 ■ 触発する悪―男性暴力×女性暴力 大澤信亮 ■ 性暴力についてのノート 杉田俊介 どれも今まで書かれたことのない議論が展開されているので、読み応えはあるだろう。私も、どの論文にも言いたいことがある。 しかし、ちょっと笑ってしまったのは、小松原と大澤信亮さんが、同じ大澤真幸「<自由>の条件」に収録されている「レイプという悪」についての議

    大澤信亮「触発する悪――男性暴力×女性暴力」(「フリーターズフリー」2号) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    contractio
    contractio 2008/12/08
    「今の田中美津に聞くべきことは「女性」とか「暴力」とかではなく「冷え性の治し方」だ」
  • 1