日本哲学会では、大学院生を応募対象としたweb論集『哲学の門:大学院生研究論集』を発行しています。この度、第4号を公開いたしました。以下から御覧ください。 【追記】3月30日14時頃、本論集の構成を修正のうえ、再アップロードいたしました。 『哲学の門:大学院生研究論集』第4号(PDF、全論文)(ONLINE ISSN 2435-3639) 著者一覧(掲載順) 優秀論文
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料 無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
知の歴史学 作者: イアン・ハッキング,出口康夫,大西琢朗,渡辺一弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/12/27メディア: 単行本 クリック: 86回この商品を含むブログ (40件) を見る ハッキング, I. (2002=2012) 『知の歴史学』 (出口他訳 岩波書店) 第2章 五つの寓話 第3章 哲学者のための二種類の「新しい歴史主義」 ←いまここ 第12章 歴史家にとっての「スタイル」、哲学者にとっての「スタイル」 〔前史〕 ・ローティ (1979) 『哲学と自然の鏡』:「新しい歴史主義/会話としての哲学」の提唱 →「歴史と何々学」学会(1988)のお題:各分野の研究と歴史・とりわけ「新しい歴史主義」との関係は? 任務 ・お題:「新しい歴史主義」と「問題解決としての哲学」(20世紀の分析哲学)との関係は? ・ところが、「歴史主義」は<社会文化的な現象は歴史的に決定され
サー・フレデリック・ウィリアム・ハーシェル(Sir Frederick William Herschel, 1738年11月15日 - 1822年8月25日)は、ドイツのハノーファー出身のイギリスの天文学者・音楽家・望遠鏡製作者。ドイツ語名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ヘルシェル(Friedrich Wilhelm Herschel)である。天王星の発見や赤外線放射の発見など、天文学における数多くの業績で知られる。 生涯[編集] フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヘルシェルはハノーファーの家の10人兄弟姉妹の4番目の子供として生まれた(うち4人は早世している)。1753年、父イザークと長兄ヤーコプが勤めていたハノーファー近衛連隊の楽団にオーボエ奏者として入団した。当時イギリスとハノーファー選帝侯国はジョージ2世の下で同君連合を組んでいた。1755年、彼の楽団はイギリスへの赴任を命じられた。ヘルシ
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
Hacking, Ian, 2015, "On the ration of science to activism in the shaping of autism," Kendler, K. S. & J. Parnas, eds., Philosophical Issues in Psychiatry III: The Nature and Sources of Historical Change, Oxford U. P., 326-339. この論文でハッキングは、自閉症という人間とその生活様式にかかわる種類の出現とその普及について、"p-c-a"(personally-connected to an autistic personの略語で、おもに自閉症をもつ人びとの家族を指しているが、その極には自閉症をもつ人自身がいる)による貢献の大きさに注目している。すこし誇張が入っているのか
MacIntyre, Alasdair, “How psychology makes itself true-or false”, in Sigmund Koch and David E. Leary eds., A century of psychology as science (Washington: American Psychological Association, 1985), 897-903. ハッキングの「ループ効果」のインスピレーションの一つになった論文を読む。心理学が人間心理の記述であると同時に、人間に規範を与えるという趣旨の議論である。 心理学や精神医学は、その研究対象である人間や患者の心を記述するだけでなく、人々や患者が、そうなろうとするような規範を与える。研究対象の行動や症状を記述するだけでなく、新たな所作・演技の可能性を示唆するような脚本でもある。患者はフロイ
偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命 偶然を飼いならす―統計学と第...の他のレビューをみる» イアン・ハッキング 木鐸社 ¥ 4,725 (1999-06) Ian Hacking, 1990, Taming of Chance, Cambridge University Press (=1999, 石原 英樹・重田園江 訳『偶然を飼いならす:統計学と第二次科学革命』木鐸社). 統計学の発展と決定論の浸食に伴って、偶然/必然、正常/異常、法則、因果、といった観念がどのように変化していったのかを物語った本。そういう意味では思想史 (history of idea) の一種ということになろうが、扱われている言葉はけっこう色々あるし、それが社会とどのようにかかわっていたのか、ということも色々書いてあり、「偶然の飼いならし」の過程を社会的な側面を重視しながら記述しようとした本ということになろ
イアン・ハッキング『確率の出現』(広田すみれほか訳、慶應義塾大学出版会)をとりあえず通読。うーん、個人的にはちょっとノレない感じの訳文で結構苦労したが(続いて読み始めた『知の歴史学』(出口康夫ほか訳、岩波書店)がとてもこなれていることを考えると、なにやら複雑な気分……)、中身はなかなか興味深い。確率の概念がいかに登場したかという問題を扱うだけに、その前史として消えていった別概念とか、競合するパラレルな議論のようなものがふんだんに取り上げられるのだろう……かなと予想していたのだけれど、個人的には確率概念の成立そのものにまつわる部分(同書の後半)よりも、その前史に関係する部分(前半)がいっそう興味深かった(笑)。キータームの一つをなす「蓋然性」(probable)という言葉はもともと、先行する書物の権威による学説を指す言葉だったという。これが転換していくのがルネサンス以降とされるわけだけれど、
イアン・ハッキングの出世作 待望の邦訳! 本書は、科学史家・科学哲学者として高名な著者が、統計的推論(確率論)の考え方がどのように起こり広まったかを歴史的に説きおこした、学界への出世作(Ian Hacking, The Emergence of Probability, Cambridge University Press, 1975; 2nd ed., 2006)の待望の翻訳である。 ▼目次を見る 該博で知られるイアン・ハッキングが、確率論史への新たな挑戦として問うた本書は、確率の歴史やその社会的影響に関する研究のブームへの火付け役となった。本書では確率の出現をパスカル等確率論史で知られた幾人かの天才達の功績とするのではなく、フーコーの考古学のスタイルを用い、1660年前後の10年間に、証拠などの関連概念の変化に伴って起こった歴史的必然として、医学などとの関わりの深いその前史から鮮やかに
「確率とは何か!? ~歴史から見る確率論の変遷~」。(終了) 2月18日よりジュンク堂書店 吉祥寺店(7F、人文書コーナー付近)で開催しました。 イアン・ハッキングの出世作、待望の邦訳! ▼科学史家・科学哲学者として高名な著者が、統計的推論(確率論)の考え方がどのように起こり広まったかを歴史的に説きおこした、学界への出世作(Ian Hacking, The Emergence of Probability, Cambridge University Press, 1975; 2nd ed., 2006)の待望の翻訳である。 ▼該博で知られるイアン・ハッキングが、確率論史への新たな挑戦として問うた本書は、確率の歴史やその社会的影響に関する研究のブームへの火付け役となった。本書では確率の出現をパスカル等確率論史で知られた幾人かの天才達の功績とするのではなく、フーコーの考古学のスタイルを用い、1
ループ効果ないしは相互作用種 「人間の種類の重要な特徴は、人間の種類がそこに分割された人に影響を及ぼすとともに、そこに分類された人が今度は逆に水から行動を起こし分類に影響を及ぼすことができるという点なのである」。「構成主義が人文社会科学に適用される場合は、第一の関心は道徳的問題にあるにちがいない」(135頁)。 それから「非常住的」とは、「それらがある期間ある場所においてのみ、それらの時間や場所において文化と結びついているとしか思えない理由にもとづいて現れる、という意味である」(232頁)。 何が社会的に構成されるのか 作者: イアン・ハッキング,出口康夫,久米暁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (58件) を見る
重田 園江(おもだ そのえ) 明治大学政治経済学部准教授 現代思想・政治学・演習B[卒論]・演習B[外書] 1968年兵庫県西宮市生まれ。愛知県立明和高等学校を経、早稲田大学政治経済学部に入学。卒業後は日本開発銀行に入行するも、研究者を志し退職。東京大学大学院総合文化研究科に入学、博士課程単位取得。専門分野は政治思想史、現代思想。 略歴 1968年 2月 兵庫県西宮市生まれ(魚座・B型) 1974年 4月 西宮市立広田小学校入学 1980年 4月 名古屋市立神丘中学校入学 1983年 4月 愛知県立明和高等学校入学 1986年 4月 早稲田大学政治経済学部政治学科入学 1990年 4月 日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行 1991年 3月 研究者を志し退職 1992年 4月 東京大学大学院総合文化研究科相関社会科学専攻修士課程入学 1994年 4月 同博士課程進学 1997年 3月
98年5月Science Book Review CONTENTS 火星に生命はいるか 宇宙的視野から考える 大島泰郎著 生物はなぜ進化するのか ジョージ・ウィリアムズ著 地球温暖化で何が起こるか スティーヴン・シュナイダー著 サメ 軟骨魚類の不思議な生態 矢野和成著 海に潜る 地球環境のいま 永田雅一著 砂漠化防止への挑戦 緑の再生にかける夢 吉川賢著 科学書乱読術 名和小太郎著 材料化学の最前線 分子一個、原子一個をどう操るか 東京都立大学工業化学科分子応用化学研究会編 記憶を書きかえる 多重人格と心のメカニズム イアン・ハッキング著 生と死の倫理 伝統的倫理の崩壊 ピーター・シンガー著 生命とはなにか バクテリアから惑星まで リン・マーギュリス、ドリオン・セーガン著 動物の意識 人間の意識 デリク・デントン著 われわれの宇宙に終わりはあるか ポール・ハルパーン著 夢をかなえるエンジニ
イアン・ハッキング『偶然を飼いならす』木鐸社,1999年5月,xii+354頁,4500円,ISBN4-8332-2274-4.(原著,Ian Hacking,The Taming of Chance,Cambridge University Press,1990). 20世紀の物理学は世界に対する概念を塗り替えた.量子力学を皮切りに「世界は決定論的なものでない」ことが発見されたのである.しかし,実はこの転換に先駆け,「この世界は確かに秩序だっているが普遍的な自然法則に従っているのではない」という考えが19世紀を通じて浸透していったことを見のがしてはならない.その「秩序」とは今日の我々が「統計学的法則」と呼ぶ類いのものであり,広く「偶然」(chance)の作用する現象が対象となる.すなわち,20世紀の発見以前に決定論は「偶然」により侵食されていたのだ.その緩やかな転換の背景には、人間や習
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く