31日の夜に、東寺のライトアップを訪れました。 京都はソメイヨシノが散り始めていますが、週明けまでは楽しめそう。一方で、遅咲きの八重紅枝垂れ桜も見ごろに入り、雪柳、レンギョウ、ボケ、山吹の花も綺麗。椿もまだまだ見ごろです。今年は奇跡的に快晴の日が続き、連日の桜日和となっています。週明けは、各地で桜吹雪となるでしょう。御室桜も開花してきています。 東寺の桜は、盛りを過ぎてきましたが、ライトアップはライトの効果もあってか大変美しいです。境内でひときわ目を引くのが、背の高い不二桜。この不二桜は、東寺の下に眠る平安時代以来の遺構を壊さぬために盛り土をして植えられ、その分、下から見上げる高い桜となっています。東北で生まれ、三重県を経た桜は、2006年2月26日に京都に植えられました。 31日は十五夜の満月。旧暦では2月15日の満月で、西行法師の「願わくは 花のもとにて 春死なん その如月の 望月のこ