加賀前田家ゆかりの寺院大徳寺興臨院の秋の特別公開(9月9日~10月1日)に行ってきました。 興臨院は1520年代能登の守護畠山氏によって建立され、その後豊臣政権の五大老を務めた前田利家が本堂屋根を修復、 また菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院です。 室町時代の建築様式の特徴を見せる本堂(重要文化財)や唐門、優美で安定感のある本堂や、 「昭和の小堀遠州」とも言われた作庭家、中根金作が復元した方丈庭園が見所です。 表門(重要文化財) 唐門 唐破風、檜皮葺で室町時代の建築の特徴をよく表しています。 波型の連子窓、客待の花頭窓などは禅宗の建築様式の一つです。 花頭窓より 本堂に上がります。 桃山時代以降近世の方丈(本堂)建築より屋根が低いのが特徴です。 これによって建物全体が安定感を持ち、優美に感じられます。 本堂と方丈庭園(南庭) 白砂に石組みを配して理想の蓬莱世界を表しています。 本
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