真言宗泉涌寺派の別格本山の雲龍院に行ってきました。 1372年に後光厳法皇が竹巌聖皐律師を招いて菩提所として建立されたのが、この寺のはじまりです。 その後歴代天皇の信仰が厚く、たびたび、この寺に行幸されています。 特に後円融天皇は勅願として如法写経会を始められ、この法会は現在まで続いています。 寺は応仁の兵火によりいったん焼失しましたが、後柏原天皇より後土御門天皇使用の御殿の寄進を受け、 本堂として再建し、江戸時代には寺領も多く来り学ぶ僧侶も多数にのぼり、もっと盛んでした。 山門 拝観入口 大輪の間 瞑想の石があります。 庭に向かって椅子に座り、左右の足を石に置いて瞑想するそうです。 庭園 昔落雷にあったという高い杉の木 室内から庭園 クイズ 右側はなんと読むでしょうか。答は最後に。 霊明殿に向かう渡り廊下 霊明殿 後光厳天皇はじめ歴代天皇の尊牌を祀っています。明治の初めに完成しました。