佐賀県武雄温泉から長崎県小浜温泉に移動をする。道中、諸事情で靴下を「しゃらくしゃー!」と投げて捨ててしまい、現在は裸足で自転車を漕いでいる。どうにかなるだろうと思っていたけれど、ふんが、どうにかなってはいるのだけれど足先が冷える。九州の冬を舐めていた。普通に寒い。寒いというか痛い。足が凍る。靴下を買うか逡巡し続けたものの、極真空手の開祖でおなじみ大山倍達さん曰く「裸足で過ごせば毎日が修行になる」との言葉を思い出して(あとはエコノミックな理由で)、まだ、靴下を買わないでいる。 道中で出会う方々が優しすぎて涙が出る。長崎は坂が多い。雲仙市にはいり「これは無理だ!」と自転車を押していたわたしに、さだまさしさん激似のおじさまが声をかけてくれた。どこにいくのですか。小浜温泉に向かっています。あら、すごいね、どこから来たの。東京です(どや)。東京!すごいねー!この先は上り坂が続くよ。そうみたいですね。
![自分を開けば人間は死なない。 - いばや通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bc44fef79c78b86c31b54589a1f229e902b6123/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fi%2Fibaya%2F20171126%2F20171126071448.jpg)