西明寺の緑も大変綺麗でした。 西明寺は、高雄(高尾)・栂尾(とがのお)と並んで三尾(さんび)と称される槇尾(まきのお)のお寺で、神護寺と高山寺との間にあります。それぞれ距離が近く、一日で回ることもできます。紅葉シーズンは混雑しますが、緑の時期は空いていておすすめ。この時期、ご本堂の仏像への参拝は有料(500円)ですが、境内の緑は自由に見させていただけます。紅葉シーズンは境内全域が有料となります。 お寺へは清滝川にかかる指月橋を渡るのが基本で、階段を上ってたどり着く境内は緑が綺麗でした。西明寺の本堂は、5代将軍綱吉の母・桂昌院の寄進によって再建されました。本尊は釈迦如来で、釈迦の生前の姿を写したという清凉寺式の釈迦如来です。お時間が許せば、ぜひ本堂にもご参拝ください。平安時代の千手観音像も拝することが出来ます。 境内は灯籠が多く、落ち着いた雰囲気があります。近年は聖天さんの「倍返りのお守り」