新税制・インボイス制度の導入後、初の確定申告が終わりました。 今年の課税対象期間は、昨年10月の施行以降のわずか3ヶ月間。それでも、負担感は大きく、事業の先行きが見通せなくなり、死を考えている人もいるといった深刻な影響が出ています。 インボイス制度を考えるフリーランスの会が4月26日、東京都内でインボイス制度におけるフリーランス等の実態調査報告会を開き、明らかにしました。 インボイス制度とは適格請求書等保存方式。年間課税売上額が1000万円以下の免税事業者との取引にも消費税が課税され、その分を「免税事業者」「課税事業者」「消費者」の誰かが負わされることになります。すでにフリーランスや個人請負、自営業者らがインボイス登録をしていないとの理由で取引から排除されたり、あらかじめ消費税分をひかれて取引価格を下げられたりといった事態が生じています。 7000人の92%が見直し・中止を求める 調査は3
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