6月中旬に京都市伏見区の三栖神社に参拝した後、北東に約30分歩き、御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)を訪れました。 三栖神社から、宇治川派流を目指して歩いていたつもりが、道をまちがえて大手筋商店街にやって来たので、近くの御香宮神社に参拝することにしました。 梅雨入りが近い曇り空の境内 御香宮神社には、近鉄電車の桃山御陵前駅、または、京阪電車の伏見桃山駅から東に3分ほど歩くと到着します。 駅から御香宮神社に向かう途中、道路の真ん中に朱色の大きな鳥居が現れます。 この鳥居は、もちろん御香宮神社のものです。 かつては、紀州徳川家の祖である徳川頼宣(とくがわよりのぶ)が万治2年(1659年)に寄進した石造りの鳥居だったのですが、地震で倒壊した後、明和4年(1767年)に再び同家から現在の鳥居の寄進を受けています。 鳥居をくぐって少し歩くと、左手に表門が建っています。