「なんて気持ちがいいんだろ~」 ミモロが、思わず深呼吸するのは、鞍馬二ノ瀬の「白龍園」です。 雨の天気予報のこの日、「きっと苔がキレイだよ~」と出かけたミモロ。 春の桜の時も訪れて、再び、新緑の季節にやってきました。 今回の特別公開は、6月23日までです。 何度も訪れている「白龍園」は、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉などの時期に特別公開されるお庭です。 自然豊かな鞍馬の山…そこに作られたお庭は、何度訪れても飽きることはありません。 馴れた足取りで、園内を進みます。 苔むした石段に自生するユキノシタを守る表示に、ここを守る人たちの愛情を感じます。 「小さなお花が咲いてる…」 「踏まないように…」と注意しながら石段を上ります。 石段の上で、苔を見つめている人が… 「何してるんですか?」とミモロ。「苔に楓の種が落ちて、そこから芽がでているんです。それを摘まんでるんですよ~」と。小さな草などを丁寧に
6月7日。 京都市左京区の平安神宮に参拝しました。 平安神宮では、毎年6月のハナショウブが見ごろの時期に1日だけ神苑が無料公開されます。 6月第1金曜日が無料公開の日になることが多いですね。 今回の参拝は、もちろん、神苑の無料公開を見に行くことが目的であります。 アジサイやサツキが咲く南神苑 平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩けば到着します。 市バスだと「岡崎公園 美術館・平安神宮前」で下車し、北に徒歩約5分です。 この日は、夏を思わせるような空で、京都散策にちょうど良い天気でした。 平安神宮のだだっ広い境内の頭上に爽やかな空が広がります。 上の写真の正面に建っているのは大極殿です。 大極殿に上がり、本殿にお参りをしましょう。 本殿にお参りを済ませた後は、西に進み、神苑の入口へ。 平安神宮の神苑は、社殿を囲むように設けられています。 南西の南神苑から時計回りに西神苑、中神苑、
先日、南山城にある岩船寺を訪れました。アジサイは色づき始めです。 岩船寺 岩船寺の創立は奈良時代にまでさかのぼり、寺伝によると聖武天皇の発願で行基による開創といわれ、最盛期には広大な境内に39の坊舎がありました。しかし承久の乱で大半が焼失し、再興されたお堂も再度の兵火によって徐々に衰えて、江戸時代初期には十棟程度まで減ってしまいます。その後、庶民から寄付を集める僧が現れたり徳川氏の寄進によって本堂や本尊の修復がなされて復興。その再び荒れますが、昭和18年に三重塔が修理され、本堂は昭和63年に落慶しました。 岩船寺 岩船寺のご本尊は平安時代の丈六の阿弥陀如来で、平等院より107年も古いものです。周りを四天王が囲み、荘厳な雰囲気のある仏様。本堂内部はぐるりと回ることができ、裏側の十二神将を始め数々の仏像を比較的近くで、ゆっくりと眺められるのがこのお寺の特徴です。 岩船寺 お寺へは行きにくいのが
「夜のお寺のお庭って、幻想的だね~」とミモロがいうのは、岩倉にあるお庭で知られる「妙満寺」です。 6月8日の夜19時「星空を見るイベントがあるんだけど~ミモロちゃん行かない?」とお友達に誘われ訪れました。 「え~そんなイベントやってるんだ~知らなかった~」と、ワクワクしながら出かけます。 「このお寺、春の桜を見に来たことある~でも、夜は、初めて…」と、春、境内にある大きな桜の姿を思い出すミモロです。 「顕本法華宗 総本山 妙満寺」は、もと天台宗の僧だった日什大正師が、日蓮大聖人の教えに触れ、67歳の時、改宗。康応元年(1389)に現在の烏丸五条エリアに妙塔山妙満寺という根本道場を創建したのが始まりです。 その後、応仁の乱などで焼失したり受難の時代を経て、天正11年(1583)に豊臣秀吉の京都の町の整備により、寺町二条に移り、そこで400年の時を多くの崇敬者と共に過ごします。 それから時代を
西国三十三観音霊場・第十番 #三室戸寺(みむろとじ、山号は明星山)。梅雨の季節を間近にして、あじさい園の #紫陽花 が見頃 目次 三室戸寺 三室戸寺のあじさい園 本文 三室戸寺 (34.8985286, 135.8163508)/京都府宇治市莵道滋賀谷21/京阪電車・宇治線・三室戸駅から徒歩15分、宇治駅から徒歩約20分。専用駐車場あり。 三室戸寺。西国三十三観音霊場・第十番札所 三室戸寺は西国三十三観音霊場・第十番札所。 御本尊は千手観世音菩薩。 三室戸寺 不動水 www.zero-position.com 西国三十三観音霊場 三室戸寺のあじさい園 (三室戸寺あじさい園、6月1日(土)~7月7 日(日)、8時30分~15時40分) 三室戸寺 紫陽花 小雨がパラつく日曜日、三室戸寺(宇治市)のあじさいを見学してきました。 三室戸寺あじさい園(京都府宇治市) 雨に濡れた花と葉っぱが、活き活き
6月7日に京都市左京区の真如堂(しんにょどう)に参拝しました。 真如堂の境内の東側には、紫陽花園があります。 毎年、6月になると西洋アジサイやガクアジサイが咲き、6月中旬に見ごろを迎えます。 まだ見ごろには早そうですが、6月に入り、アジサイを見たくなったことから真如堂を訪れることにしました。 ガクアジサイがきれいに咲く 真如堂には、市バス停「錦林車庫前」から西に約5分歩くと到着します。 バス停から真如堂に入る場合、東側の入り口が最も近いです。 そして、東側の入り口近くに紫陽花園があるので、アジサイを見に行くならバス停から真如堂に向かうのがおすすめです。 アジサイ園の入り口にやって来ました。 西洋アジサイは、まだ色づき始めて間もないようですね。
山科の南、小野の隨心院を訪れました。苔が美しく、室内からの眺めは雨の日にもおすすめです。 隨心院 隨心院のある「小野」の地は、小野氏ゆかりの土地で、平安時代には小野小町が住んでいたとも伝わります。隨心院には、小町がもらった恋文を埋めたという文塚や、文を張り付けたという文張地蔵があり、化粧井戸や、老年の小町の像(卒塔婆小町坐像)までもが存在しています。3月の最終日曜日に行われる「はねず踊り」は大勢の人で賑わいます。 隨心院 隨心院は基本的に建物内からお庭を眺めるお寺のため、雨の日にも足元が濡れにくいのがおすすめポイント。苔の艶めきは雨の日にこそ素晴らしいものがあります。能の間の奥に座してお庭を見ると、まるで額縁に入った絵画のように風景を楽しむこともできます。ぜひ、自分好みの額縁構図が見られる位置を探してみてください。 隨心院 随心院は都の南西、辰巳(巽)の方角にあることから「洛巽(らくそん)
晴天に恵まれた6月8日。京都宇治の「縣神社」では、「大幣神事」が行われました。 宇治の町を巡行した大幣と騎馬神人などが、再び神社に戻り、いよいよ神事のクライマックスへ 「え~今から何が始まるの?」と知らないミモロは、通りのそばで大幣を見つめていました。 大幣を持っていた幣差の人たちが、大幣に繋がる綱を握りしめながら、交通規制で、車が一切いない交差点で、大幣を中心に、その周りを回り始めました。 青空に差し上げられる黄色い傘… 結構速い足取りで、回る幣差のみなさん。 「これから、もっと高く差し上げるのかな?」と、剣鉾の差し上げを想像するミモロです。 3回まわり終わった時、突然、バーン!という大きな音が響きます。 見ると、大幣は、道路の上で、ペシャンコに…それを幣差たちが、綱で引きずりだしました。 「え?!何?!」とミモロは、目の前の光景にビックリ!! 黄色の傘も松の木も、地面に叩きつけられ、そ
秋田の山中に出没した「人喰いグマ」の「ヤバすぎる正体」…!報じられない地元の証言「どう見てもツキノワグマじゃねえ」「デカすぎる」 赤毛で大型の個体の目撃例が増えてきた 秋田県鹿角市大湯の山中でこの5月、クマに襲われた警察官2名を含む計3人の男性が死傷した。そのうちの一人、命を落とした佐藤宏さん(64歳)の遺体は損傷が激しく、妻も見ることができなかったという。 このクマは今に至るも駆除されていないが、年間を通じて山菜を採りに山に入るというある男性は、首を傾げながらこう語る。 「ここ5年ほどだと思うのですが、秋田側の熊取平や田代平、岩手側の四角岳、青森側の迷ケ平など、三県の境界周辺で、大型の個体の目撃例が増えてきたのです。 しかも、そのほとんどが赤毛の個体でした。 ツキノワグマは高齢になると稀に褐色の毛色になる個体もありますが、偶然にそのような個体が増えているのか、別の理由があるのかは定かでは
山科の勧修寺では、花菖蒲やアジサイが見ごろになっています。 勧修寺 勧修寺は醍醐天皇が創建した真言宗のお寺で、門跡寺院として皇室から下賜された建物も伝わります。境内にある氷室の池はこの時期、花菖蒲や睡蓮などが彩って華やかです。池は「氷室」の名は冠していますが、氷を保存しておく氷室があったわけではないよう。実際には、平安時代の1月2日にはここに張った氷を宮中に献上し、その厚さによって五穀豊穣を占ったといわれています。今では信じられないほどですが、観測記録を見ると明治時代の京都はマイナス10℃まで下がることもありましたので、その昔は池に氷が張ることも普通だったのでしょう。 勧修寺 花菖蒲はアヤメやカキツバタと見分けがつきにくいとされますが、花菖蒲の簡単な見分け方は「花の付け根が黄色くなっている」こと。慣れてくればそれぞれの花も見分けが付くようになります。花菖蒲の中でも細かい種類は豊富にあります
「わ~大きな幣…これで町をお祓いするんだね~」と、初めての神事に興味津々のミモロです。 6月8日土曜日の11時ごろ。ミモロは、京都の南に位置する宇治にやってきました。 今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」でも注目され、多くの観光客が訪れているエリアです。 京阪宇治駅前からトコトコ歩き、宇治橋へ。 「もう神事始まってるかなぁ~少し遅れちゃった~」と、宇治橋を渡った時、平等院参道や宇治通商店街の交差点で、神事の大きな幣を拝むことができました。 さすがタイミング抜群のミモロ。目の前にこの日行われる「縣神社」の「大幣神事」の巡行が… 「わ~思ったより大きい~」 白い祭り装束の幣差と言われる12人の人たちによって、神社での神事の後に、支えられた大幣は、参道を進み、さらに町を巡り、再び神社へと戻るのだそう。 「大幣神事」は、「縣神社」の初夏の祭。木花開耶姫命(このはなさくやひめ)をご祭神に、永承7年(1
6月1日に貴船神社の貴船祭が行われました。神輿の様子です。 貴船祭 京都では桜シーズンの終わりころから毎週のように大きな神社の祭りが続いてきました。その最後ともいえるのが、貴船神社の貴船祭です。かつては旧暦の4月1日と11月1日に行われ、特に4月の祭りでは神職や参詣者がいたどり(虎杖)摘んでその優劣を競う競争を行っていたため、別名「いたどり(虎杖)祭」と呼ばれていました。 貴船祭 また、貴船神社はかつては上賀茂神社の摂社であったため、神事も上賀茂神社の神職によって行われていました。明治時代になって、2回の祭りを合わせて6月1日に行うことが定められ、現在に至っています。 貴船祭 貴船祭では、午前中の11時から本殿前での神事が行われ、午後から神輿が貴船界隈を練り歩きます。貴船神社の近くには氏子が少なく、その神輿も小ぶりなのが特徴。貴船神社の赤い灯篭が並ぶ参道を神輿が下りてくる場面は祭りのハイラ
「キャ~可愛い~こういうお椅子、お家にあったら楽しいよ~!」とミモロ。 京都中京区の夷川通は、昔から家具のお店が連なる通り。以前より、店舗数は減ったものの、今も、家具を探すなら…まずこの通りを歩く…と言われるところです。 富小路通との交差点のそばで、ミモロは足を止めました。ここは、「村田家具」という昭和3年創業のお店です。 今は、ビルの1階が店舗になっていますが、かつては、今よりも間口が広く、そこに学習机やタンスなどが並んでいたのだそう。 可愛い椅子に心惹かれたミモロは、「ちょっとお店の中、見せてもらおうよ~」と店内へ。 そこには、さまざまなデスクチェアやレジャーにもっていきたいキャンバス生地の椅子などが揃っています。 「いらっしゃいませ~」と奥から姿を見せたお店の方。 今は、息子さんが中心になってお店を経営なさっていると。 「いろんなお椅子があるんですね~」と店内をキョロキョロするミモロ
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