6日に発生した北海道胆振東部地震以降、食材の確保が難しいことから午前中のみの授業となっていた函館市内の小・中学校67校と戸井幼稚園で12日、給食が6日ぶりに再開された。通常授業に戻り、子どもたちは友達と会話を楽しみながら、笑顔で食べ進めていた。 函館桔梗小学校(佐々木正幸校長、児童720人)では、給食のチャイムが鳴ると早速、当番が配膳準備を開始。この日のメニューのナスとトマトのスパゲティー、ジャガイモのナッツ炒め、ゼリーと牛乳が手際よく盛り付けられた。席に着くと「おいしい」などと話しながら久しぶりの給食を味わった。 6年2組の鍋谷大貴君と酒井きらりさんは地震の怖さを振り返りながら、「落ち着いて友達とご飯が食べられるようになってうれしい」と笑顔。半田悠陽君も「スパゲティーがおいしかった」と話していた。(小杉貴洋)
北海道胆振東部地震の影響で、道内の電力が供給不足となっている中、函館市内の店舗や観光施設では節電の取り組みを進めている。北海道電力は再度の大規模停電や計画停電の回避に向けて「節電タイム(平日午前8時半~午後8時半)で平常時よりも2割の節電をお願いしたい」と協力を求めている。 JR函館駅前の百貨店・棒二森屋(若松町)は、9日からエスカレーター付近の照明を消灯。店内の冷房設定温度を2度上げたほか、屋上からのサーチライトも取り止めた。担当者は「要請があれば、一層の節電も検討したい」と協力する考えだ。 函館蔦屋書店(石川町)は14日まで、午前7時~翌日午前1時の営業時間を午前9時~午後9時に変更。業者用の荷受けスペースの照明を間引いており、必要に応じて店内照明の消灯も検討している。 五稜郭タワー(五稜郭町)は、日没から午後10時まで実施している塔体のライトアップを中止している。担当者は「従業員も、
平素より、道南いさりび鉄道線をご愛用賜り誠にありがとうございます。 さて、9月6日未明に発生しました、北海道胆振東部地震の影響により、道内の電力不足が懸念されております。 このため、弊社では早期回復を祈ると共に、当面の間、数駅の待合室の照明の一部を消灯致します。 ご不便をおかけいたしますが、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 道南いさりび鉄道株式会社
現在、函館山ロープウェイは節電対策として 1.一部館内の照明の消灯 2.日中の時間帯の減便 ※現在の運行状況はこちら を行っておりますが、売店、レストランを含めまして、すべて通常営業をいたしております。 お問い合わせを多数頂戴しております、山頂からの夜景ですが、 現在地震発生以前とほぼ変わらぬ景色をご覧いただけます。(9/8撮影) ※現在の山頂からの眺望はこちら また、下記URLにおきまして、現在の函館観光情報をご覧いただけますので こちらもぜひご覧ください。 【現在の函館観光についての動画】 【現在の函館観光について(函館市公式観光情報サイト「はこぶら」】 https://www.hakobura.jp/news04/2018/09/post-374.html 【地震の影響と函館観光に関する「よくある質問集」(函館市公式観光情報サイト「はこぶら」)】 https://www.h
函館市内では、8日までに胆振東部地震による大規模停電が全面復旧したが、現在も道央などの食品工場の稼働が停止している影響で、市内のスーパーマーケットでは乳製品など一部商品の品薄が続いている。複数の流通関係者によると、徐々に品ぞろえは戻りつつあるが、地震前と同等に戻るのは週明けの17日以降になる見通しという。 コープさっぽろいしかわ店(石川町)では、食肉メーカーの工場が停止している影響で、発注した量の半分程度しか入荷できず、肉コーナーでは商品の品切れが相次いでいる。担当者は「一部のメーカーは14日に通常に戻ると聞いているが…」と気をもむ。 港町1のスーパーアークス港町店では、肉や野菜などの生鮮品の品ぞろえはほぼ通常に戻ったが、ヨーグルトやバターなどの乳製品の欠品が目立っている。11日に牛乳を買い求めた亀田港町の主婦(51)は「いつも買っているメーカーのものはなかったが、手に入れることができて良
9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震により被害を受けられました地域の皆様並びに会員事業所の皆様に、心からお見舞いを申しあげますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。 本所では、地震に関連する被害及び影響を受けた、函館市内の中小企業・小規模事業者を支援するため、下記の通り特別相談窓口を設置いたしましたので、お気軽にご相談ください。 記 1.開設時期 平成30年9月11日(火)より当面の間 (窓口開設時間は,平日の午前8時45分から午後5時30分です) 2.開設場所 函館商工会議所(函館市若松町7-15 市電函館駅前電停すぐ) (11日から数日間は函館市担当職員も常駐対応いたします) 3.内 容 ◎函館市・北海道・政府系金融機関の制度融資、 特に災害復旧・緊急対策にご活用いただける資金、制度等の紹介 ◎経営安定に関するご心配事全般についての相談 ◎(函館市職員常駐期間内)罹災
週明けの10日、停電がほぼ解消した後初めての平日を迎えた道内は、朝の電車で通勤通学を急ぐ人たちの姿が見られるなど、日常の光景が復活した。6日未明の地震発生からここに至るまでには、多くの人たちが互いに助け合う姿があり、このうち函館市では、地元FM局が発生直後から69時間にわたり生放送を行い、市民に情報を送り届けた。 停電と断水で不安な日々を送る住民に、放送を続けたのは「FMいるか」。非常用電源を使い、スタッフが不眠不休で対応した。 地震発生直後、宮脇寛生局長(50)は停電の闇の中、同市元町の「函館山ロープウェイ山麓駅」にあるスタジオに駆けつけ、午前3時30分から、一人で緊急生放送を始めた。地震の規模や震源地、各地の震度を伝えたほか、落ち着いて行動するよう繰り返した。 「高齢化率の高い函館は一人暮らしのお年寄りが多い。ラジオを聞いて、一人ではないと思ってほしかった」と宮脇局長は話す。 約10人
6日に発生した北海道胆振東部地震で、政府が道内の家庭や企業に20%の節電を要請したことを受け、道南の官公庁や商業施設、病院などは10日、節電の取り組み内容を決め、実行に入った。函館市電も節電ダイヤに移行。どの事業所も市民サービスに影響が出ない範囲で、可能な限り協力する考えだ。 函館市総務部によると、本庁舎1階の市民ホールの水銀灯を一部消灯、中央エレベーターの運行を4基から2基に減らすほか、執務室や廊下のこまめな消灯・間引き、本庁舎の夜間ライトアップの自粛、職員用パソコンの電源をこまめに切るなどを決め、当面の間実施する。また、各部局にも所管施設の節電を呼び掛け、きめ細やかな管理を求めている。 市競輪事業部は、函館競輪場本場の建物について2階以上を閉鎖し、車券発売端末の縮小や空調の停止など対応に乗り出した。 また、渡島総合振興局も庁舎内の照明を間引き、空調を停止した。桧山振興局は江差町内のスー
北海道胆振東部地震の影響で続いていた道南での停電の影響は、8日までに完全復旧したが、依然として道内の電力供給体制は不安定な状態が続いている。北海道電力は需要に対して供給力が不足する場合、電気の使用を制限する「計画停電」を実施する方針を決めており、家庭や企業では日頃からの節電の取り組みが求められそうだ。 経済産業省は8日、病院や上下水道など主要施設を除き、家庭や企業などで平常時よりも2割程度の節電を呼び掛けた。同省資源エネルギー庁のホームページ上で節電のポイントや取り組み事例も紹介。家庭やオフィスビル、ホテルで全体の消費電力に占める割合が一番大きい機器は照明だといい、家庭では現状の3割消灯で電力を7%削減、オフィスの執務エリアは照明を半分程度間引きすると15%削減できるという。 一方、停電時の非常用電源として使用を推奨しているのが住宅用の太陽光発電パネルだ。メーカーや機種により操作方法が異な
2018年9月6日の北海道胆振東部地震で、函館は震度5弱の揺れを観測し、直後には停電が発生。その後、翌7日中には解消し、暮らしの灯りを中心にした夜景の輝きが戻りました。(写真は9月8日20時撮影)
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