特集はHTBが取材を続けている北海道立江差高等看護学院のパワハラ自殺問題です。 第三者委員会が自殺との因果関係を認めているにも関わらず、道が自殺への賠償には応じない考えを示し、亡くなった学生の母親は道の対応に不信感を募らせています。 ■自殺した学生の母: 「勝手に死んだわけではないんです。あなたたち(道)のせいなんです。その責任から一切逃れようとするのは違いませんか。」 2021年、複数の教師による学生への30件以上のパワハラが認定された道立江差高等看護学院。 ■被害を受けた元学生: 「指導中に先生が持っているペンでぶっ刺すぞだったり実習中にあなたはガキンチョですかとか」 2019年9月には、男子学生が自殺しました。 当時、具体的な調査を行っていなかった道。 遺族の要請を受け、道が設置した第三者委員会は3月、男子学生に対する3人の教師による4件のパワハラを認定し、自殺との「相当因果関係」が