道新幹線 札幌延伸着工へ 函館市長が在来線分離同意 (12/21 11:11、12/21 11:30 更新) 北海道新幹線の延伸に伴う並行在来線の経営分離に同意を表明する函館市の工藤寿樹市長=21日午前10時35分、函館市役所 北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道が並行在来線として函館-小樽間(253キロ)を経営分離する問題で、沿線15市町のうち唯一、判断を保留していた函館市の工藤寿樹市長は21日、函館-新函館(仮称)間の経営分離に同意する考えを表明した。これにより政府が掲げる着工条件が整ったため、同新幹線新函館-札幌間は来年度に着工される見通しとなった。政府は近く北海道新幹線を含む整備新幹線で未整備の3区間の着工を決定する。札幌延伸の工期は20~25年程度。 道とJR北海道は13日、分離後の函館-新函館間の第三セクター鉄道に対する支援策として、札幌延伸時にはJRが列車の運行を受託し、