年末年始を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが函館でもピークを迎えている。3日は札幌方面行きの列車や東京方面に向かう飛行機が終日満席状態。駅や空港は大きな荷物や土産を抱えた家族連れらで混雑した。 JR函館駅では、改札口を挟んで乗客と見送りに来た家族、親せきらが、手を振り合ったり、「元気でね」などと声を掛け合いながら別れを惜しむ光景が目立った。 函館市に帰省した、青森市の公務員工藤香奈さん(26)は「正月らしく家族や友人とのんびり過ごせた。あすから仕事が始まるので気持ちを切り替えて頑張ります」と、見送りに来た両親に元気良く手を振りながらホームに向かっていた。仙台市の女子学生(19)は1週間ほど古里の函館で過ごし、「昨年4月から一人暮らしを始め、古里の良さを改めて感じました。リフレッシュできました」と話していた。 Uターンの混雑は4日まで続く見通し。JR函館駅によると、4日の札幌行
函館市は、市内の商店街や小売市場を紹介する小冊子「はこだて商店ガイド」を作成した。市民や観光客に対面販売の良さを再認識してもらい、商店街の活性化につなげる狙い。人情味や個性あふれる32カ所の「市民の台所」が網羅されている。 地域に密着した商店街や小売市場の魅力を広く紹介し、にぎわいの創出や商業振興につなげようと、国の緊急雇用創出推進事業の一環で企画。道の補助金約620万円を活用して市内の制作会社に事業を委託し、昨年6月からスタッフ4人が半年かけて取材、編集を進めてきた。 これまで小売市場を紹介する冊子はあったが、商店街まで取り上げたのは初めて。A5判56ページのオールカラーで、市内を6つのエリアに分け、地図付きで商店街の沿革や店舗、イベント情報などを伝えている。外観や店内などの写真をふんだんに使い、代表者の顔写真とともにPRコメントも掲載している。 ガイドには各エリアの観光スポットなども紹
青森県大間町で建設中の電源開発大間原発をめぐり、函館の市民団体「大間原発訴訟の会」(竹田とし子代表)は5日、国と同社を相手取り、建設差し止めと損害賠償などを求め、函館地裁に2次提訴した。福島第一原発事故後、建設差し止めの訴訟が提起されたのは全国で初めて。 同原発は電源開発が函館市と津軽海峡を挟んだ大間町に2008年5月から建設中(現在は工事中断)で、進ちょく率は37・6%。商業用原子炉の全炉心に世界で初めて、MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使用する。 訴状によると、1次訴訟と同様に▽フルMOXの危険性▽原発付近の海底の活断層の存在▽噴火の可能性が高い火山地域に立地されていることの危険性―などを指摘。新たに福島第一原発に適用された国の耐震指針や想定する津波評価では安全性が確保できないとしている。 訴状の提出には、原告団の代理人ら約15人が参加した。同会は昨年7月下旬に1次提訴し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く