函館市戸井地区の女性たちが、名産のタコをPRしようと知恵を重ねている。23日夜の会合で、創作料理を試食。3月4日午前10時から、戸井地区の汐首漁港で行われる「お魚感謝Day」(戸井漁協主催)では、焼きダコを販売する。女性たちは「おいしいから食べに来て」と意気込んでいる。 漁業従事者でつくる「戸井っ子倶楽部」(中村きせ子代表)が古里の盛り上げ役を担う。タコは旧戸井町の魚。会合では天ぷら、マリネなどを食べ比べ、イベント当日にパエリアとダイコン甘漬けを試食で振る舞う。 焼きダコは、炭焼きコンロで調理し、100グラム200円で100個限定の販売。「海の自然な塩加減、かめばかむほどうま味が増す」(メンバー)。 当日は、漁協のタコ漁師部会とともに売り場を設ける。中村代表は「戸井自慢のおいしいタコを大勢の来場者に食べてもらいたい」、ほかのメンバーも「対面販売でお客さんと交流を深めたい」と張り切っている。
函館市内の中央図書館と各図書室、配本所は、3月1日から貸し出し物が返却期限を過ぎた場合の延滞者への利用制限を強化する。図書が返却されない場合、返却期限日の10週間後から新規貸し出しを禁止していたが、3月からは期限日翌日から貸し出さない。このほか、督促開始日を延滞1カ月から3週間に短縮する。 図書館の貸し出し対象は本とCDで、貸し出し期間は2週間。1人10点まで借りることができる。 3月からは新規貸し出し、延長の禁止を新たに翌日からへ変更。図書を返却すると通常通り利用ができる。新規の予約と、市内図書館、各図書室などにない資料を取り寄せるリクエストは従来通り翌日から禁止。すでに受け付けしていた予約・リクエスト分は、返却しない限り借りられない。 督促開始日についても期限日から3週間に短縮したほか、電話以外にもメール配信で新たに伝える。予約が入っている資料については翌日から行う。 市中央図書館によ
ミニチュアで冬の函館再現 七飯の造形作家・井川さん、ジオラマを制作販売 (02/23 16:00) 新作のキャンドル(手前)の塗装作業に取り組む井川さんと販売するジオラマ(左)。右のジオラマはギャラリー村岡で展示する非売品 【七飯】函館の歴史的建造物などのミニチュア模型を制作している七飯町の造形作家、井川隆義さん(51)が今冬、函館・西部地区の坂と教会群などを再現したジオラマの制作・販売を始めた。雪が積もった街路樹や雪だるまが季節感を醸し、注文に応じて春や夏のジオラマも制作する。 井川さんは鉄道模型の愛好者で、20年以上前に精密なミニチュアの建造物を作り始めた。当初は石こうで制作していたが、十数年前から樹脂を使い、土産物として手ごろな3センチ前後の作品を手がけてきた。 井川さんの作品を販売するギャラリー村岡(函館市元町2)の村岡武司店主によると、同店で扱うのは25種類の建造物。まとめて買っ
西部地区の空き家、解体費補助 函館 (02/23 16:00) 老朽化が進んだ西部地区の空き家。屋根が崩れ、一部は歩道にはみ出ている 【函館】函館市は新年度から、西部地区に点在する老朽化した空き家の解体費用を一部補助する。街並み保全と安全確保のため、2カ年で50戸の解体を見込み、新年度予算案に750万円を計上した。 補助は解体費の2分の1以内で、上限30万円。予算の半額は国の補助を使う。 対象は、市指定の都市景観形成地域にあり、床や柱の破損が著しいなど国の住宅地区改良法の基準に照らして「管理不良」と判断された建物。 市によると、同地域には約200戸の空き家があり、うち管理不良は約70戸に上る。市はこのうち50戸を、持ち主の申し出に基づいて2年間で解体したい意向。すでに数件の相談が寄せられているという。 市の空き家対策は、2002年9月、末広町の空き家火災で隣接するレストランが延焼したことを
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