太平洋セメント 東日本大震災の被災地復興の障害になっている震災がれきについて、国内セメント最大手の「太平洋セメント」(東京都)が、北海道北斗市の上磯工場で受け入れる意向を示していることが、12日分かった。国は、民間企業にも受け入れ協力を求める方針で、道は受け入れ量などの調整に入る。民間企業の道内工場で、がれき処理の意向が明らかになるのは初めて。 同社では、がれきの焼却灰を混ぜてセメントを生産する計画で、同社は「震災の復興に最大限協力する」としている。環境省は、「がれきを有効活用する一石二鳥の取り組み」としている。 同社は、埼玉県内にある2工場でも、木くず年間最大1万1000トンの受け入れが可能で、同県は今月25日に、焼却して放射性物質濃度を測定する実証実験を行う予定。埼玉の2工場のセメント生産能力は合わせて280万トンで、上磯工場は360万トンある。除塩設備を新設して岩手県内のがれき処理を
NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(フィリップ・グロード理事長)が主催する新年度の「第25回市民創作函館野外劇」公演のポスターとチラシがこのほど、完成した。夜の水上に浮かぶ北前船を前面に配したインパクトある写真を採用し、ロケーションの魅力を伝えている。 野外劇は特別史跡・五稜郭跡を会場に、幕末から現代までの函館の歩みを市民が再現する75分間の歴史スペクタクル。今年の公演は7月6日~8月11日の全12回。5月26日には過去の歩みを振り返る記念事業も予定している。 ポスターとチラシには、公演前半の北前船登場のシーンを採用。函館の写真家、野呂希一さんが撮影した。ポスターはA2判2000枚、チラシはB5判6万枚作り、市内各所に配布する。 同会理事の住山省悟さん(61)は「函館市民でも一度も観劇したことがない人は多い。節目を飾る壮大な舞台をぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。 チケットは今月15
手話通訳者や音声ガイドなどを設置して、障害の有無や年齢などにかかわらず、誰もが映画観賞を楽しめるイベント「北海道ユニバーサル上映映画祭」(同実行委主催)の今年の開催概要が、このほど決まった。7回目となる今回は東日本大震災で道南に避難した被災者を無料招待する他、被災地にゆかりのある作品も上映し、復興を応援する。 昨年は震災直後に行われた同映画祭七飯上映会で、防災や環境問題にかかわる作品を上映し、益金や来場者募金を義援金として被災地に送った。今年は被災地域の復興が道半ばの状況の中、引き続き応援する取り組みを決めた。 被災者の無料招待の方法などについては今後詳細を詰めていくが、「被災者の動向を把握している行政機関や県人会などと相談しながら進めたい」(同実行委)としている。 招待は、北斗市総合文化センターで開催する同映画祭(9月22、23日)と、同映画祭の七飯(6月2、3日・町文化センター)、函館
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