函館港で観光遊覧船を運航する共同通船(小林敏夫社長)は、明治末から戦後にかけて活躍した焼き玉エンジンで航行するポンポン船を復元。22日、函館ベイエリア遊覧船乗り場で一般公開を行った。全国的にも珍しい船をひと目見ようと、会場には大勢の人が詰めかけた。 焼き玉エンジンを搭載するポンポン船は、ディーゼルエンジンが普及する70年代まで全国の漁港で漁船や渡し船として活躍。熱した鉄球に油を噴射して爆発させ、ピストンを動かす。そのときに鳴る「ポンポン」というリズミカルなエンジン音が愛称の由来となっている。 同社がはしけ業者として創業した1919(大正8)年当時に使用していた船の写真を元に、1年ほど前から函館造船(陰山富司社長)が建造。7~8人乗りの木造、全長は約10㍍で「共同丸」と名付けられた。 共同通船の小林社長は「焼き玉エンジンや木造船の技術を若い大工さんたちに伝承させる目的で復元した。合わせて函館
東北や韓国からも自慢の味集結 グルメサーカス、函館で開幕 (09/23 06:50) 函館市民や観光客で終日混雑した函館グルメサーカスの「函館と東北6県のひろば」 【函館】道内外のご当地グルメが味わえる「はこだてグルメサーカス」(実行委主催)が22日、函館市松風町の大門グリーンプラザを主会場に2日間の日程で始まった。道南や東北、名古屋、韓国などの計118ブースが並び、午前10時の開場から多くの来場者でにぎわった。 函館市の市制施行90周年と北海道新聞創刊70周年の記念事業。 会場は出店地域ごとの「ひろば」に区切られ、「函館と東北6県のひろば」では、みそニンニクだれに漬け込んだ豚ホルモンを焼いた「気仙沼ホルモン」に行列ができた。東日本大震災で被災した亀山精肉店(宮城)特製の味付けで、周囲には食欲をそそるにおいが立ちこめた。 初日は約8万人が来場した。23日は午前10時から午後4時まで。<北海
大間原発反対 市民150人デモ 函館 (09/22 11:03) 「怒」などと書かれた手作りのあんどんを手にデモ行進する参加者 【函館】電源開発大間原発(青森県大間町)の建設に反対するデモが21日夜、大間から最短23キロの距離にある函館市内で行われた。政府が建設再開を容認してから初の開催で、約150人が「原発ノー」と声を上げた。 市内の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」の主催。 首相官邸前のデモに呼応して、7月下旬から毎週金曜夜に行っているが、参加者はこれまでで最も多くなった。<北海道新聞9月22日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙学習プログラム「第7回コズミックカレッジ函館」(NPO法人ソーシャル・エイジェンシー協議会主催)が、22日から1泊2日の日程で函館市青少年研修センター(谷地頭町)で始まった。初日はモデルロケットの組み立て、打ち上げを道南の児童約90人が体験、宇宙へのあこがれを強くした。 JAXAで研修を受けた藤井辰吉さん(函館市議)と、日本モデルロケット協会指導講師の澤口幸男さん(森町保健対策課長)の指導を受け、同センターで火薬で飛ぶロケットを製作。 緑の島(大町)に移動後、専用の発射台から大空めがけて発射。時速180㌔、高度100㍍まで上昇後、パラシュートで落下し、発射台からの距離の近さを競った。児童はロケットが飛ぶ仕組みを真剣に学んだ。 函館桔梗小4年の高佑太郎君(9)と干山尊君(9)は「意外と高く、長時間飛んだのでびっくり。宇宙が大好き」と目を輝かせていた。 同
「ホテルひろめ荘」(函館市大船町832)に隣接する「南かやべ保養センター」の軽食コーナーで、8月から販売している「縄文拉麺(らーめん)」(750円)が好評だ。南茅部産マコンブとスルメイカの風味を凝縮した新感覚のトンコツスープが特徴。開発した同ホテルスタッフの山田貴久さん(45)は「南茅部の新名物になれば」と期待している。。 臼尻町出身の山田さんは、「新横浜ラーメン博物館」(横浜市)に10年務めながら、全国3000店のラーメン店を食べ歩いてきた。昨年11月、地元に戻って同ホテルに勤め始めた時、「自分の経験と知識を生かし、魅力ある南茅部を活性化できれば」と考えた。。 そこで、「縄文時代にラーメンを作ったらどうなるか」との遊び心で開発に着手。「沖ではコンブが採れる。まきを燃料にたいた火は沸騰し、スープは白く濁る…」と想像を巡らせた山田さん。半年間、休日や仕事後の時間を使い、試行錯誤を重ねた。。
函館市若松町の函館朝市協同組合連合会で22日、「函館朝市市民感謝祭」が始まった。また、大門グリーンプラザ(松風町)と函館朝市第一駐車場では、道内外のご当地グルメが集結する「はこだてグルメサーカス」(実行委主催)もスタートし、函館駅周辺はグルメやイベントを楽しむ市民や観光客でにぎわった。両イベントは23日まで。 日ごろの利用に感謝する「函館朝市市民感謝祭」では、この日のみの特別企画としてマグロの解体ショーが行われた。戸井産で41㌔のマグロが職人の技で解体され、格安販売された。 大きなマグロが置かれた藤田水産では、午前9時の開始前から市民や観光客が集まった。大きな包丁で手際よく赤身、中トロ、大トロと分けられる様子に拍手が起こり、約20分で終了。100~200㌘(100㌘500円から)でパック詰めされ、次々と売れた。 頭とカマを買い求めた市内日吉町の男性は「この部分が最もおいしい」と笑顔。滞在先
渡島総合振興局、市立函館保健所主催の「動物ふれあいフェスティバル2012」が22日、函館市亀田中野町の道立道南四季の杜公園で開かれ、ペット連れの市民らでにぎわいを見せた。 動物愛護週間(20~26日)に合わせて毎年開いており、今年で23回目。会場には犬と散歩できるスペースや、獣医師によるペットの健康相談コーナーなどが設けられたほか、愛犬のしつけ具合を競う「おりこうさんコンテスト」などが行われた。 来場者の人気を集めたのは、人間と犬とのペアで行う「ディスクドッグ」。フリースタイル部門ではアップテンポな音楽に乗って、芝生に寝そべった競技者を犬が飛び越えたり、投げられたフリスビーをジャンピングキャッチしたりと、どのペアも“あうんの呼吸”を披露。来場者は技が決まるたびに、大きな拍手を送っていた。 前のページにもどる ニュースをもっと読む ご注意: ●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さない
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