函館市のホテル業界への投資が活発になってきた。2015年度に北海道新幹線開業が迫り、観光やビジネス需要が伸びるとみているからだ。ただ、観光客が伸び悩む冬場の価格競争はすでに過熱気味で、地元のホテルの間では「部屋数はもはや過剰」と不安の声も強い。新幹線開業を前に一足早く淘汰が進む可能性も出ている。「新幹線開業は大きなチャンス。函館の外から来た立場で観光のてこ入れ策も提案したい」。ゴルフ場経営の恵
「110番の日」の10日、道警函館方面本部や管内各署は、110番の適切な利用を促すための啓発活動を展開した。緊急の事件・事故以外の相談は「♯9110」にするよう併せて周知した。 函館方面本部は、函館五稜中1年の永野朱梨(あかり)さん(13)、八幡小5年の希朋(きほ)さん(11)、同3年の百花(ももか)さん(9)の3姉妹に一日通信指令室長を委嘱。委嘱状とたすきを受け取った3人は早速、指令室で模擬受理体験に臨んだ。 レシーバーを付けた朱梨さんが物損事故を想定した110番を受理。「けがをした方はいませんか」「あなたの名前と電話番号を教えてください」などとてきぱきと質問していた。朱梨さんは「相手との受け答えが緊張して難しかった」と話していた。 この後、3人はJR函館駅で函館西署キャラクター「函西マン」らと一緒に啓発文を添付したポケットティッシュを通行人らに配った。また、ダイエー上磯店(北斗市七重浜
【江差】地域の農業者らでつくる「えさし水土里(みどり)の会」(長尾和子会長、会員15人)の感謝祭が10日、町内の旧朝日小学校で行われた。住民ら約50人が集い、メンバーの手料理を味わい交流を深めた。 同会は、地場産農産物を生かした特産品開発を進めようと2011年10月に発足。07年3月に閉校した旧朝日小の校舎を活用して、農村部に伝わる伝統的な漬物、みそ、豆腐などの新商品開発に力を入れている。 感謝祭では「豆おこわ」や「カボチャ団子汁粉」「ダイコンの漬物」などが振る舞われた。江差産大豆100%のみそも初披露され、「いいあんばいでおいしい」とみそ汁のお代わりが相次いだ。 町は、同会の発足で「江差の特産品の充実が増している」と期待。町内の看板業などの民間企業も活動を支え、「皆さんの協力に感謝しようと今日の場を持った。メンバーが集まればいつも笑顔があふれる。この楽しさを原動力に活動したい」と長尾会長
大学入試センター試験が19、20両日、全国で行われる。昨年相次いだ問題用紙の配布ミス防止に向け、ミスを招いた「地理歴史(地歴)」「公民」両方の冊子が袋に包んで配られることに。道南の試験場では担当教職員向け説明会を増やすなど運営準備に力を入れる一方、雪に伴う交通渋滞が予想されることから「余裕を持って試験場に来てほしい」と呼び掛けている。 昨年度のセンター試験から「地歴」「公民」計10科目中、2科目まで受験できる方式を導入。2科目選ぶ受験生には問題用紙を2冊配る必要があったが、1冊配り忘れるミスが発生していた。 このため、大学入試センターは今回「地歴」「公民」の冊子を2冊重ね、透明のビニールで包んだ形で全受験者に配布する新方式を導入。試験場の各大学にも、試験進行や万一の事態の対処法徹底を促した。 各大学では独自の準備が進む。北大水産学部では、試験監督者向けの事前説明会を従来の1回から2回に増や
函館市は、想定される最大級の津波に備えた津波避難計画の原案をまとめた。道が昨年6月に示した津波浸水予測をもとに策定し、避難対象地域ごとに長期避難できる「津波避難所」を設定、計63カ所としたほか、一時的に逃げ込める「津波避難ビル」を現時点で44カ所に拡大している。市は今後市民意見を募り、2月中の成案化を目指す。 計画は津波発生から終息するまでの数時間から24時間以内に市民を安全な場所へ避難させる目的。沿岸部の102町を「避難対象地域」、徒歩での避難距離が700㍍以上あり、対象地域外への避難が難しい52町を「避難困難地域」に指定した。避難対象者は約8万人で、東部4地域は全町が対象地域となった。 津波避難所は事前にまとめた骨子で76カ所と定めたが、地域外の避難所を除外したり収容人員を精査した結果、63カ所を指定。 地域内で3階以上の建物を対象に、一時的に逃げ込める津波避難ビルは、東日本大震災時に
大岩の洞窟が温かい! 真冬に訪れたいポカポカスポット・駒ヶ岳神社 2013/01/11 北海道を学ぶ カルチャー, 七飯町, 渡島管内, 道南圏128view 【七飯町】大沼国定公園には真冬に訪れたいポカポカスポットがあります。それが大沼北岸・大岩園地付近にある駒ヶ岳神社。なんだ神社かぁ、と侮るなかれ、ここには、不思議な大岩があるのです。大岩は中央部に隙間があり、洞窟のようになっています。この岩の狭い隙間がなんと温かいのです。 この大岩の秘密は、駒ヶ岳の噴火時に落下した溶岩と火山灰のガラス状のものが溶け合って出来た「溶結凝灰石」という全国的にも珍しいもので、寛永17年(1640年)6月の駒ヶ岳大爆発で出来たとされています。そして、大正3年(1914年)9月11日に大沼村民により奉安祭典が行われたのが駒ヶ岳神社の始まりといわれています(1968年現在地に移転)。 これまで駒ヶ岳登山の出発点と
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