28日正午すぎ、JR北海道の指令センターから在来線の一部区間の信号を制御できなくなるトラブルがあり、函館線と室蘭線が一部の区間で最大で4時間にわたって列車の運転を見合わせました。 JR北海道によりますと、28日午後0時半ごろ、函館線や室蘭線の一部区間について、札幌指令センターから駅の信号などを制御できなくなるトラブルがありました。 この影響でJRの在来線は、函館線の森と長万部の間と、室蘭線の長万部と東室蘭の間で、一時、上下線とも列車の運転を見合わせました。 その後、函館線と室蘭線は段階的に運転が再開され、午後4時20分すぎまでにすべてで再開されました。 この影響で、札幌と函館を結ぶ「特急スーパー北斗」など特急列車7本と、普通列車10本が運休しました。 JRによりますと、指令センターとレールや信号機とを結ぶ通信回線に不具合が起きたとみられるということで、原因を詳しく調べています。