北海道四季劇場(札幌市中央区大通東1)で3月24日、劇団四季俳優の厂原時也(がんばらときや)さんが2016年度の奥尻町町政功労賞を受賞した。 「ライオンキング」でシンバ役を務める厂原時也さん 厂原さんは北海道奥尻町出身。高校2年生の時に修学旅行先で「ライオンキング」を観劇しシンバに憧れたことが入団のきっかけになったという。高校卒業後、大阪芸術大学へ進学し、大学3年生のときに研究生オーディションに合格。2006年に同劇団へ入所して「ユタと不思議な仲間たち」で初舞台を踏み、数々の作品に出演してきた。入所10年後に憧れのシンバ役をつかみ、今年3月に北海道凱旋(がいせん)公演を果たした。 奥尻町は1977(昭和52)年に、町の振興や発展に寄与した人物を表彰する「町政功労者賞」を創設。これまでに個人や企業、団体などを表彰している。今回は、「ライオンキング」や「アラジン」などの作品で主演を務める厂原さ