函館建管が架け換えを進めてきた道道八雲今金線の今金橋が12月15日に開通する。総事業費は約55億円で、多くの建設業者が施工に携わった。事業着手した2014年度から7年の歳月を経て、地域住民の生活に欠かせない橋梁が完成を迎える。 同橋は今金町内に位置し、1級河川後志利別川をまたいで北側の市街地と南側の畑作地帯を結び、住民の生活や産業活動を支える道道橋。また、八雲今金線は八雲町と今金町を結ぶ路線で、今金町民にとっては2次医療機関や大型商業施設がある八雲町に向かう最短ルートであり、桧山管内北部と渡島管内をつなぐ広域ネットワーク形成を担っている。 しかし、上部の舗装とコンクリート床版の間に水がたまり、凍結融解の繰り返しで床版上面が土砂化し、橋面の緊急補修が増加。下部は洗堀による河床低下が進み、安定性が低下していた。 補強や補修では対応が困難な状況になったことから、架け換えを決断。現位置と下流側を検
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