国の重要文化財で、日本ハリストス正教会発祥の地とされる「函館ハリストス正教会」(北海道函館市)は17日、2月から大規模改修のため約2年間閉鎖されるのを前に、聖堂内での最後の礼拝「聖体礼儀」を行った。 同日午前10時ごろに「ガンガン寺」の愛称のきっかけとなった鐘の音が鳴ると、聖堂では集まった信者たちの聖歌が響いた。約30年前から教会に通う信者の入間川恵美子さん(67)は「今の厳かな感じも好きなので少しさみしい」とこぼした。 聖堂は1860年に当時のロシア領事館の隣に建設。1907年に焼失し、現在の聖堂は1916年に再建された。
![ハリストス正教会改修へ、函館 閉鎖前最後の礼拝 | 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/542db1d91c0272c4997c535f437cfaa3bf362083/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Fc_fill%2Cw_800%2Ch_400%2Cg_faces%2Cq_auto%3Aeco%2Fch%2Fimages%2F723432682445340672%2Forigin_1.jpg)